Access2007から登場した添付ファイル型ですが、フォームでの表示方法の違いを紹介します。
[添付ファイル]の表示方法は、[画像/アイコン][アイコン][クリップ]の3つがあります。
参考ここでは、ウィンドウの表示は[ウィンドウを重ねて表示する]の設定にしています。
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[タブ付きドキュメント]と[ウィンドウを重ねて表示する]の違い
Access2007以降、オブジェクトを表示すると、タブ付きウィンドウで表示されるようになっています。 昔からAccessを使用している方に ...
テーブルのデザインビュー
下のようなテーブル(デザインビュー)を作成しています。
[画像]フィールドのデータ型は[添付ファイル]です。
データシートビューに切り替えると下のようになっています。
添付ファイルには、写真画像を1枚ずつ追加しています。
参考フィールドのデータ型の種類については、以下の記事で解説しています。
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テーブル(フィールド)のデータ型の種類とフィールドプロパティ
文字とか数値といったデータの種類のことをデータ型と呼びます。 Accessでは、フィールドごとにデータ型が決まっていて、同じデータ型のデータ ...
表示方法[画像/アイコン]
テーブルを基に帳票フォームを作成します。
[画像]のプロパティを表示します。
[書式]タブの[表示方法]から[画像/アイコン]を選択します。
フォームビューに切り替えると、以下のように写真が表示されます。
参考デザインビューからフォームビューに切り替えるには、[F5]キーを使うと便利です。
表示方法[アイコン]
フォームをデザインビューに切り替えて、[表示方法]を[アイコン]に変更します。
フォームビューに切り替えると、以下のようになります。
添付ファイルにExcelブックや、Word文書を追加すると、それぞれのアプリケーションのアイコンが表示されます。
表示するアイコンは、添付ファイルをポイントしたときに表示されるミニツールバーから変更することができます。
表示方法[クリップ]
フォームをデザインビューに切り替えて、[表示方法]を[クリップ]に変更します。
フォームビューに切り替えると、以下のようになります。
クリップマークになり、ファイルの数が表示されます。
クリップマークをクリックして、[添付ファイル]ダイアログボックスを表示することができます。
[編集ロック]プロパティ
デザインビューで[画像]のプロパティを表示して、[データ」タブの[編集ロック]を[はい]にすると、
[添付ファイル]ダイアログボックスの[追加]や[削除]ボタンは無効になります。
何かと便利な添付ファイル型です。
みなさんにぜひ、活用していただきたいものです。
圧縮可能なファイル形式の一覧などの詳細は、Microsoftのページを参照してください。
データベースのレコードにファイルやグラフィックスを添付する - Microsoft サポート(Microsoft)
関連添付ファイル型についての関連ページです。
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添付ファイル型のフィールド名の変更は[標題]で
Access2007からデータ型に[添付ファイル]が登場しました。 テーブルのデータ型に「添付ファイル」 この添付ファイル型のフィールド名は ...
添付ファイル型ではなく、テキスト型を使って、フォームのイメージコントロールに画像を表示する方法もあります。
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イメージコントロールに外部の画像ファイルを表示するには
Accessのフォームに画像を表示する方法としては、テーブルのデータ型で[添付ファイル]を選択するのが一番簡単ですが、イメージのコントロール ...