Microsoft Edgeには、[アプリとしてインストール]という機能があります。
この機能を利用すると、Webサイトをインストールしたデスクトップアプリのように操作できます。
具体的には、ブラウザのアドレスバーやタブを省いた独立したウィンドウとしてWebサイトが表示されます。
さらに、デスクトップやスタートメニュー、タスクバーにショートカットを作成することも可能です。
この機能は、Windows 10でも同様に使用できます。
参考Microsoft Edge バージョン 131.0.2903.70 での解説です。
[このサイトをアプリとしてインストール]する方法
ここでは、例としてiCloud.comeサイトを登録します。
まず、登録したいサイトをMicrosoft Edgeで表示します。
Microsoft Edgeのウィンドウ右上にある[…](設定など)ボタンをクリックして、[アプリ]から[このサイトをアプリとしてインストール]をクリックします。
[このサイトをアプリとしてインストール]のウィンドウが表示されます。
名前を変更する場合は、テキストボックスに名前を入力します。また、[編集]をクリックすると、アイコンの変更ができます。
ここでは、このまま[インストール]ボタンをクリックします。
次にページが別ウィンドウで表示され、上部には許可を求めるウィンドウが表示されます。
インストールされているアプリ
iCloudがお使いのデバイスにアプリとしてインストールされており、独自のウィンドウで安全に実行されます。[スタート]メニュー、Windowsタスクバー、またはデスクトップから起動します。
既定では、[タスクバーにピン留めする]と[スタートにピン留めする]のチェックボックスがオンになっています。
この選択は、後でアプリの管理から設定することもできます。
既定のまま[許可]をクリックすると、スタート画面とタスクバーにピン留めされます。
画面右下に[タスクバーにピン留めしますか?]のメッセージウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。
スタートとタスクバーにピン留めされます。
参考スタートにアプリが見当たらない場合は、スタートの[次のページ]を表示してみてください。
Windows 11のスタートについては、以下の記事で解説しています。
-
Windows 11の[スタート]メニューの画面構成と設定(カスタマイズ)
Windows 11では[スタート]メニューも大きく変わりました。 まずは、[スタート]メニューの構成内容を確認して、使いやすいようにカスタ ...
Windows 10でアプリとしてインストールを実行して、スタートとタスクバーにピン留めすると、以下のようになります。
ピン留めの解除
スタートやタスクバーにピン留めしたものは、右クリックして外すことできます。
Windows 10も同じです。
右クリックしてショートカットメニューから[スタートからピン留めを外す]をクリックします。
タスクバーにピン留めした場合も同じです。
右クリックしてショートカットメニューから[タスクバーからピン留めを外す]をクリックします。
アプリとしてインストールしたサイトの表示
スタート、またはタスクバーにピン留めされたアイコンをクリックすると、[iCloud.com]のサイトが表示されます。
このときMicrosoft Edgeのアドレスバーやタブはありません。
Microsoft Edgeを起動していても、独立したウィンドウとして表示されます。
参考以下は、Microsoftの解説ページです。
Microsoft Edge でアプリをインストール、管理、またはアンインストールする - Microsoft サポート(Microsoft)
[アプリの管理]ウィンドウの表示
デスクトップにショートカットを追加したい、またはアンインストールする場合は、[アプリの管理]から操作します。
アプリとしてインストールしたサイトから表示
アプリとしてインストールしたサイトを表示している場合は、上部の[…](設定など)をクリックして[アプリの設定]をクリックします。
Microsoft Edgeから表示
Microsoft Edgeから表示する方法です。
ウィンドウ右上の[…](設定など)をクリックして、[アプリ]から[アプリの表示]をクリックします。
上部にある[…](その他のオプション)から[アプリの管理]をクリックします。
参考Microsoft Edgeのアドレスバーに以下をコピーして貼り付けした後、[Enter]キーを押しても表示できます。
edge://apps/
アプリの管理画面で設定変更とアンインストール
アプリの管理画面が表示されたら、設定を変更したいアプリ右上の[…](その他のオプション)をクリックします。
3つのメニューが表示されます。
- デスクトップショートカットを作成する
- デバイスログイン時の自動開始
- アンインストール
[デスクトップショートカットを作成する]は、文字通りデスクトップにショートカットが作成されます。
[デバイスログイン時の自動開始]をクリックすると、次回からPC起動時に自動で起動されるようになります。
[アンインストール]をクリックすると、以下のメッセージウィンドウが表示され、[削除]をクリックすると、アンインストールされます。
アンインストールすると、スタートやタスクバーにピン留めされていたアイコンも消えます。
参考アプリとしてインストールせずに、Webページをスタートやタスクバーにピン留めしておくのもいいと思います。
-
ウェブページをスタート画面やタスクバーにピン留めする方法
Microsoft Edgeでは、ウェブページをスタートにタイルとしてピン留めすることができます。タイルは、ドラッグで好きな位置に移動するこ ...
見分けがつきにくいかもしれませんが、[アプリとしてインストール]でスタートにピン留めしたアイコンは、ポイントすると[iCloud]と表示されます。
[アプリとしてインストール]を実行してピン留めしたアイコンをクリックすると、アドレスバーやタブは表示されずに独立したウィンドウで起動します。
タスクバーにピン留めした場合も同じです。
iCloud.comの表示や使い方については、以下の記事で解説しています。
-
EdgeでiPhoneのアプリを表示(写真のダウンロード・アップもできる)
Windows パソコンからiPhoneのアプリを表示す方法があります。 Microsoft Edgeを起動して[iCloud.com]を開 ...