Windows 11 & Office 2021 MS-Edge

アプリとしてインストールでウェブサイトをアプリのように利用する

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Microsoft Edgeには、[アプリとしてインストール]という機能があります。

この機能を利用すると、Webサイトをインストールしたデスクトップアプリのように操作できます。

具体的には、ブラウザのアドレスバーやタブを省いた独立したウィンドウとしてWebサイトが表示されます。

さらに、デスクトップやスタートメニュー、タスクバーにショートカットを作成することも可能です。

この機能は、Windows 10でも同様に使用できます。

[このサイトをアプリとしてインストール]のメッセージウィンドウ

参考Microsoft Edge バージョン 131.0.2903.70 での解説です。

[このサイトをアプリとしてインストール]する方法

ここでは、例としてiCloud.comeサイトを登録します。

まず、登録したいサイトをMicrosoft Edgeで表示します。

Microsoft Edgeのウィンドウ右上にある[…](設定など)ボタンをクリックして、[アプリ]から[このサイトをアプリとしてインストール]をクリックします。

[設定など]のメニュー[アプリ]-[このサイトをアプリとしてインストール]

[このサイトをアプリとしてインストール]のウィンドウが表示されます。

名前を変更する場合は、テキストボックスに名前を入力します。また、[編集]をクリックすると、アイコンの変更ができます。

ここでは、このまま[インストール]ボタンをクリックします。

[このサイトをアプリとしてインストール]のウィンドウ

次にページが別ウィンドウで表示され、上部には許可を求めるウィンドウが表示されます。

インストールされているアプリ

iCloudがお使いのデバイスにアプリとしてインストールされており、独自のウィンドウで安全に実行されます。[スタート]メニュー、Windowsタスクバー、またはデスクトップから起動します。

既定では、[タスクバーにピン留めする]と[スタートにピン留めする]のチェックボックスがオンになっています。

この選択は、後でアプリの管理から設定することもできます。

既定のまま[許可]をクリックすると、スタート画面とタスクバーにピン留めされます。

[インストールされているアプリ]の設定ウィンドウ

画面右下に[タスクバーにピン留めしますか?]のメッセージウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。

[タスクバーにピン留めしますか?]のメッセージウィンドウ

スタートとタスクバーにピン留めされます。

スタートとタスクバーにピン留めされた[アプリとしてインストール]されたWebサイト

参考スタートにアプリが見当たらない場合は、スタートの[次のページ]を表示してみてください。

Windows 11のスタートについては、以下の記事で解説しています。

Windows 11の[スタート]メニューの画面構成と設定(カスタマイズ)

Windows 11では[スタート]メニューも大きく変わりました。 まずは、[スタート]メニューの構成内容を確認して、使いやすいようにカスタ ...

続きを見る

Windows 10でアプリとしてインストールを実行して、スタートとタスクバーにピン留めすると、以下のようになります。

Windows 10で[アプリとしてインストール]を実行して、スタートとタスクバーにピン留めされたWebサイト

ピン留めの解除

スタートやタスクバーにピン留めしたものは、右クリックして外すことできます。

Windows 10も同じです。

右クリックしてショートカットメニューから[スタートからピン留めを外す]をクリックします。

スタートにピン留めしたアイコンで右クリック、ショートカットメニューの[スタートからピン留めを外す]

タスクバーにピン留めした場合も同じです。

右クリックしてショートカットメニューから[タスクバーからピン留めを外す]をクリックします。

タスクバーにピン留めしたアイコンで右クリック、ショートカットメニューの[タスクバーからピン留めを外す]

アプリとしてインストールしたサイトの表示

スタート、またはタスクバーにピン留めされたアイコンをクリックすると、[iCloud.com]のサイトが表示されます。

このときMicrosoft Edgeのアドレスバーやタブはありません。

Microsoft Edgeを起動していても、独立したウィンドウとして表示されます。

[アプリとしてインストール]した後に起動したウィンドウ

参考以下は、Microsoftの解説ページです。

Microsoft Edge でアプリをインストール、管理、またはアンインストールする - Microsoft サポート(Microsoft)

[アプリの管理]ウィンドウの表示

デスクトップにショートカットを追加したい、またはアンインストールする場合は、[アプリの管理]から操作します。

アプリとしてインストールしたサイトから表示

アプリとしてインストールしたサイトを表示している場合は、上部の[…](設定など)をクリックして[アプリの設定]をクリックします。

[設定など ]の[アプリの設定]

Microsoft Edgeから表示

Microsoft Edgeから表示する方法です。

ウィンドウ右上の[…](設定など)をクリックして、[アプリ]から[アプリの表示]をクリックします。

[設定など]メニューの[アプリ]-[アプリの表示]

上部にある[…](その他のオプション)から[アプリの管理]をクリックします。

[その他のオプション]の[アプリの管理]

参考Microsoft Edgeのアドレスバーに以下をコピーして貼り付けした後、[Enter]キーを押しても表示できます。

edge://apps/

アプリの管理画面で設定変更とアンインストール

アプリの管理画面が表示されたら、設定を変更したいアプリ右上の[…](その他のオプション)をクリックします。

アプリの[その他のオプション]

3つのメニューが表示されます。

  • デスクトップショートカットを作成する
  • デバイスログイン時の自動開始
  • アンインストール

[その他のオプション]のメニュー

[デスクトップショートカットを作成する]は、文字通りデスクトップにショートカットが作成されます。

デスクトップのショートカットアイコン

[デバイスログイン時の自動開始]をクリックすると、次回からPC起動時に自動で起動されるようになります。

[アンインストール]をクリックすると、以下のメッセージウィンドウが表示され、[削除]をクリックすると、アンインストールされます。

アンインストールすると、スタートやタスクバーにピン留めされていたアイコンも消えます。

[アンインストールしますか?]のメッセージウィンドウ

参考アプリとしてインストールせずに、Webページをスタートやタスクバーにピン留めしておくのもいいと思います。

ウェブページをスタート画面やタスクバーにピン留めする方法

Microsoft Edgeでは、ウェブページをスタートにタイルとしてピン留めすることができます。タイルは、ドラッグで好きな位置に移動するこ ...

続きを見る

見分けがつきにくいかもしれませんが、[アプリとしてインストール]でスタートにピン留めしたアイコンは、ポイントすると[iCloud]と表示されます。

[アプリとしてインストール]を実行してピン留めしたアイコンをクリックすると、アドレスバーやタブは表示されずに独立したウィンドウで起動します。

タスクバーにピン留めした場合も同じです。

スタートにピン留めしたWebページと[アプリとしてインストール]してピン留めしたアイコン

iCloud.comの表示や使い方については、以下の記事で解説しています。

EdgeでiPhoneのアプリを表示(写真のダウンロード・アップもできる)

Windows パソコンからiPhoneのアプリを表示す方法があります。 Microsoft Edgeを起動して[iCloud.com]を開 ...

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