まだ、Internet Explorerでなければ、利用できないページやアプリがあります。また、Internet Explorerでなければ、連携された機能が使えないということもあります。
Microsoft Edgeには、[Internet Explorerモード]という機能があります。[Internet Explorerモード]の機能を使うには、設定が必要です。
Microsoft Edge バージョン 124.0.2478.80 での解説です。
参考Microsoft EdgeでInternet Explorerモードを使用する前提条件などは、以下の記事を参照してください。
Internet Explorer モードとは | Microsoft Docs(Microsoft)
この記事の目次
[設定]の表示
ウィンドウ右上の[設定など](…)をクリックして[設定]をクリックします。
設定メニューを表示するショートカットキーは、[Alt]+[F]です。
Internet Explorerモードで再読み込みを許可
左側のメニューから[既定のブラウザー]をクリックします。
[Internet Explorerの互換性]に関する設定があります。
ウィンドウが狭い場合は、左上の[メニュー]ボタンをクリックしてください。設定メニューが表示されます。
Internet Explorerモードで再読み込みを許可で[許可]を選択
[Internet Explorer(IEモード)でサイトの再読み込みを許可]のヘルプをクリックすると、
以下のウィンドウが表示されます。[既定][許可][許可しない]の3つの選択肢の内容です。
[許可]を選択して、再起動します。
Internet Explorerで読み込むには
[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]の設定で[許可]を選択すると、[設定など]のメニューに[Internet Explorerモードで再度読み込む]というメニューが表示されるようになります。
どの操作でも、Internet Explorerモードが有効になるのは、設定したタブのみです。
Internet Explorerで再読み込みを選択
[Internet Explorerモード]で再読み込みを選択すると、上部にメッセージバーが表示されます。
また、アドレスバーの左のInternet Explorerのアイコンをクリックすると、メッセージウィンドウが表示されます。
このページはInternet Explorer モードで開かれています
アドレスバーに[Internet Explorer]のアイコン表示があれば、[Internet Explorerモード]で表示されています。
情報ウィンドウや、情報バーを閉じてしまっても、このアイコンが表示されていれば[Internet Explorerモード]です。
参考[このページはInternet Explorerモードで開かれています]のウィンドウの[管理]を選択すると、[設定]の[既定のブラウザー]のウインドウが表示されます。
Internet Explorerモードの終了
Internet Explorerモードで閲覧中は、ウィンドウ上部に以下のように表示されます。右端の[X]をクリックして閉じてもかまいません。
この情報バーを閉じても、アドレスバーにInternet Explorerのアイコンがあれば、Internet Explorerモードです。
Internet Explorer モードになっています。ほとんどのページは、Microsoft Edge でより適切に機能します。
Internet Explorerモードを終了させるには、情報バーの[Microsoft Edgeで開く]をクリックします。
これで、Internet Explorerモードは終了します。
また、[設定など]から[Internet Explorerモードを終了する]をクリックします。
ツールバーに[Internet Explorerモードの終了/リロード]ボタンを表示
ツールバーに[Internet Explorerモードの終了/リロード]ボタンを登録しておくと、いつでも簡単に切り替えることができます。
[設定]の[外観]にある[ツールバーのカスタマイズ]を表示します。
[ツールバーに表示するボタンを選択してください]の中の[Internet Explorerモード(IEモード)ボタン]をオンにします。
参考バージョンアップにより、[外観]で設定できるボタンの数はどんどん増えています。
以下をコピーしてアドレスバーに貼り付けて、[Enter]キーを押しても[外観]設定画面を表示できます。
edge://settings/appearance#CustomizeToolbar
ツールバーにボタンが表示されます。
この[タブのInternet Explorerモードの終了タブ]ボタンをクリックしても、Internet Explorerモードを終了できます。
終了させると、[Internet Explorerモードのリロードタブ]になり、クリックするとInternet Explorerモードで閲覧できるようになります。
ボタンの表示/非表示
ツールバーの[タブのInternet Explorerモードの終了/リロードタブ]のボタンは、設定から表示/非表示の切り替えができます。
ツールバーのボタンを表示している場合は、ボタンで右クリックしてショートカットメニューから[ツールバーの変更]をクリックすると、設定画面を表示できます。
[Internet Explorerのモードボタン]をオン/オフで、ツールバーに[タブのInternet Explorerモードの終了/リロードタブ]のボタンの表示/非表示を切り替えられます。
上記画面は、設定で[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]で[許可]を選択しているときです。
[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]で許可していない場合は、以下のように無効になっています。
[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]で[許可]を選択すると、設定が有効になりボタンを表示できるようになります。
Internet Explorerモードページの管理
また、Internet Explorerモードで読み込んだときに表示される、以下のウィンドウで、[次回、このページをInternet Explorerモードで開く]をオンにして[完了]をクリックすると、
次回、開くときにInternet Explorerモードで表示されるようになります。
上記の設定をすると、[設定]の[既定のブラウザー]にある[Internet Explorerモードページ]にも自動で追加されます。
ただし、30日という有効期限があります。
[追加]ボタンをクリックすると、[ページの追加]ウィンドウが表示されますので手動で追加することもできます。
参考WordやExcelには[スクリーンショット]という機能がありますが、Internet Explorerモードで表示してもハイパーリンクの設定はできないようです。
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