大きな表で上の方と下の方を一緒に見たい時、スクロールバーを上下したりしていませんか?
Excelには、ウィンドウを分割して表示する機能があります。
関連Excel2013以降の分割表示については、以下の記事で解説しています。
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ウィンドウを2または4つの領域に分割して個別にスクロール
[表示]タブの[分割]ボタンを使用すると、水平分割バーと垂直分割バーを表示してワークシートを分割して表示することができます。 この機能を使用 ...
[ウィンドウ]メニューの[分割]から操作
分割したい行番号、あるいはA列のセルをクリックします。
[ウィンドウ]メニューの[分割]をクリックします。
選択したセル、あるいは行番号の上に分割の線(分割バー)が表示されます。
上下に分かれたシートの下のシートの垂直スクロールバーを下へドラッグして、同じシートの下の部分を表示することができます。
大きな表で合計が一番下にある場合などは便利ですね。
参考左右に分割したい場合は、列番号を選択するか1行目のセル(A列以外のセル)を選択してから操作します。
列の左側を境に左右に分割されます。
分割の解除
分割を解除する場合は、[ウィンドウ]メニューの[分割の解除]をクリックします。
または、[分割ボックスコントロール]でマウスポインタが下のような形になったときに、ダブルクリックすると解除することができます。
スクロールバーの[分割ボックスコントロール]から操作
また、メニューバーからでなく、スクロールバーから操作することもできます。
垂直スクロールバーの一番上に小さな四角のボタンがあります。
[分割ボックスコントロール]と呼ばれるものです。
Excel2013以降、分割ボックスコントロールは廃止されました。
Excel 2013 で廃止、変更された機能 (分割ボックスコントロールの廃止)- Microsoft サポート(Microsoft)
このボタンにマウスポインタを合わせると、下のように上下の形になります。
このとき下へドラッグします。または、上下の形の時にダブルクリックします。
そうすると、下のように簡単に分割することができます。
水平スクロールバーの[分割ボックスコントロール]も同じように操作することができます。
シートの4分割表示
4分割に表示することもできます。
A列または、1行目の選択をして操作すると、4分割になります。
セルを選択すると、セルの左上を中心に4分割になります。
アクティブウィンドウの切り替え
[F6]キーを使って、アクティブウィンドウを次へ切り替えることができます。
4分割の場合であれば、時計回りに切り替わります。
アクティブウィンドウの切り替え時に選択されるのは、分割されたウィンドウの左上端のセル位置になります。
反時計回りに切り替えたい場合は、[Shift]+[F6]を使用します。
参考ワークシートの諸々の操作については、以下の記事を参照してください。
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ワークシートの操作(挿入と削除・移動とコピー・見出しの色)
Excelでは、ワークシートと呼ばれているセルが集まった画面にデータを入力して作業を行い、そして作業後ブックとして保存します。 このワークシ ...
Excel2013以降の分割表示については、以下の記事で解説しています。
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ウィンドウを2または4つの領域に分割して個別にスクロール
[表示]タブの[分割]ボタンを使用すると、水平分割バーと垂直分割バーを表示してワークシートを分割して表示することができます。 この機能を使用 ...
ワークシートを並べて表示することもできます。
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ワークシートを並べて表示(異なるブックと同じブックの場合)
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