Microsoft Office IMEには、学習機能がありますが、間違って入力した単語を学習してしまうこともあります。
間違って学習した単語は削除しておいた方が後々の変換ミスを防ぐためにも有効です。
誤った学習内容が残っていると、意図しない変換候補が表示されてしまい、作業効率や文章の正確性に影響を及ぼす可能性があります。
Microsoft IMEで自動学習された単語を削除する方法です。
検索して1つずつ削除することもできますし、学習したすべての単語を削除することもできます。
![ユーザー辞書の[フィルター]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod3.png)
参考Microsoft Office IMEは、Office2010まで提供されていました。Office2013以降は、IMEはWindowsの標準機能として提供されるようになっています。
ここで解説している操作は、Microsoft IMEでも同じです。
ユーザー辞書ツールの表示
IMEツールバーの[ツール]をクリックして、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
![IMEツールバーの[ツール]-[ユーザー辞書ツール]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod1.png)
Microsoft IMEの場合
Windows 10の新しい日本語IMEで[ユーザー辞書ツール]を表示するには、[単語の登録]ダイアログボックスを表示して、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
バージョン2004で登場した新しい日本語IMEの場合は、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[単語の追加]をクリックします。
![日本語IMEのタスクバーのIMEで右クリックして[単語の追加]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2018/12/win10newimetangotuika.png)
Windows 11の新しい日本語IMEの場合は、以下のようになっています。
![Windows 11の新しい日本語IMEのショートカットメニュー[単語の追加]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/778tangod105.png)
[単語の登録]ダイアログボックスが表示されます。そして、[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
![[単語の登録]ダイアログボックスの[ユーザー辞書ツール]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2018/11/tangotouroku27.png)
従来のIMEの場合
旧バージョンのIMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[ユーザー辞書ツール]をクリックします。
![旧バージョンのIMEのショートカットメニュー-[ユーザー辞書ツール]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/778tangod104.png)
学習単語を表示
メニューバーの[ツール]から[フィルター]をクリックします。
![ユーザー辞書ツールの[フィルター]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod2.png)
[フィルター]の[登録種別]の[登録単語]のチェックボックスをオフにして、[学習単語]のチェックボックスをオンにします。
[実行]ボタンをクリックします。
![フィルターで[学習単語]にチェック](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod3.png)
単語の削除
学習した単語の一覧が表示されます。
削除したい単語を選択して、[編集]メニューの[削除]をクリックします。

[削除]メッセージが表示されるので、[はい]をクリックします。

参考ツールバーの[削除]ボタンをクリックも同じです。
![ツールバーの[削除]ボタン](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod61.png)
[Shift]キーや[Ctrl]キーを使用して、まとめて単語を選択することもできます。
単語の検索
学習した単語が多くて、目的の単語が見つけにくい場合は、検索して見つけることもできます。
メニューバーの[編集]から[検索]をクリックします。
![[編集]メニューの[検索]](https://hamachan.info/wp-hamachan/wp-content/uploads/2017/01/tangod62.png)
すると、[検索]ダイアログボックスが表示されますので、[読み]のテキストボックスに読みを入力して[上に検索]または[下に検索]ボタンをクリックします。

学習した単語をすべて削除
学習した単語をすべて削除することもできます。
IMEツールバーの[ツール]をクリックして、メニューの中の[プロパティ]をクリックします。
![IMEツールバーの[ツール]-[プロパティ]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod66.png)
そして、[Microsoft Office IME 2010 のプロパティ]を表示します。
[辞書/学習]タブをクリックして、[学習情報の消去]ボタンをクリックします。
![プロパティの[辞書/学習]タブの[学習情報の消去]ボタン](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/tangod64.png)
[学習情報の消去]メッセージウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。
この機能を実行すると、今までの学習情報がすべて消去されます。実行しますか?
![[学習情報の消去]メッセージウィンドウ](https://hamachan.info/wp-hamachan/wp-content/uploads/2017/01/tangod65.png)
確認したければ、[ユーザー辞書ツール]を表示して、ファイルターから[学習単語]を選択して表示してみてください。
空白になっているはずです。
Microsoft IMEの場合
新しい日本語IMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、ショートカットメニューから[設定」をクリックして、
![通知領域のIMEモードのショートカットメニュー[設定]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/778tangod108.png)
Windows 11の新しい日本語IMEの場合は、以下のようになっています。
![Windows 11のIMEのショートカットメニュー[設定]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/778tangod106.png)
以下の[Microsoft IME]の画面が表示されますので、[学習と辞書]をクリックします。
画像はバージョン20H2のものです。
![[Microsoft IME]の[学習と辞書]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2018/11/win10inesetteiuser01.png)
[学習と辞書]の設定画面が表示されます。
[学習]の[入力履歴の消去]をクリックします。
![[学習と辞書]の[入力履歴の消去]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/newime-rirekidelete.png)
従来のIMEの場合
旧バージョンのIMEでは、タスクバーのIMEモードで右クリックして、[追加辞書サービス]から[辞書の設定]をクリックします。
![MEモードのショートカットメニュー[追加辞書サービス]-[辞書の設定]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/778tangod110-e1725739594328.png)
[Microsoft IMEの詳細設定]ダイアログボックスの[辞書/学習]タブが表示されますので、[学習情報の消去]をクリックします。
![[Microsoft IMEの詳細設定]ダイアログボックスの[辞書/学習]タブにある[学習情報の消去]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2017/01/778tangod107.png)
参考[Microsoft IME ユーザー辞書ツール]の[テキストファイルで削除]を使って、単語登録されたものを一括削除することもできます。
空っぽにすることができます。
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