Excelのワークシートで[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示させる方法は、3つあります。
- 右クリックのショートカットメニューから
- リボンのコマンドから
- ショートカットキーで
右クリックのショートカットメニュー
[セルの書式設定]ダイアログボックス表示しようと、右クリックのショートカットメニューから[セルの書式設定]をクリックすると、どうも表示されるまでに時間がかかります。
リボンから操作
[ホーム]タブの[フォント]、[配置]、[数値]のダイアログボックス起動ツールボタンをクリックします。
[フォント]グループのボタンでは、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[フォント]タブが表示されます。
[配置]グループでは[配置]タブ、[数値]グループでは[表示形式]タブが表示されます。
または、[ホーム]タブの[書式]から[セルの書式設定]をクリックします。
クイックアクセスツールバーに登録
[セルの書式設定]をクイックアクセスツールバーに登録するには、[ホーム]タブの[書式]にある[セルの書式設定]で右クリックしてショートカットメニューから[クイックアクセスツールバーに追加]をクリックします。
クイックアクセスツールバーに以下のように追加されます。ポップヒントには[データシートの書式設定]と表示され、ショートカットキーも表示されます。
[Alt]キーと[数字]キーでコマンドを実行
クイックアクセスツールバーに登録したボタンは、[Alt]キーを押してアクセスキーを表示すると、数字が割り当てられていることが分かります。
[Alt]→[数字]キーでコマンドを実行できます。
-
[Alt]または[F10]キーを使ってキーヒントを表示してリボンへアクセス
[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを ...
参考クイックアクセスツールバーのカスタマイズについては、以下の記事で解説しています。
-
クイックアクセスツールバーの表示/非表示設定と位置の変更
Office2021とMicrosoft 365のOfficeでは、クイックアクセスツールバーの非表示設定ができるようになっています。 また ...
ショートカットキー[Ctrl]+[1]で操作
[セルの書式設定]ダイアログボックスを表示するショートカットキーは、[Ctrl]+[1]です。
ただし、テンキーの[1]では動作しません。
直前に表示したタブが表示されます。
右クリックからの操作の時どうして表示が遅いのかはわかりませんが、表示が遅くてイライラするよりはキーボードから[Ctrl]と[1]を押したほうがいいようです。
[セルの書式設定]ダイアログボックスの表示が遅いと感じた場合は、キーボードから[Ctrl]+[1]で操作してみてください。
参考ショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[F]で、表示することもできます。
[セルの書式設定]ダイアログボックスの[フォント]タブが表示されます。
図形を選択している場合
図形を選択している場合に、このショートカットキー[Ctrl]+[1]を使用すると、[図形の書式設定]ダイアログボックスが表示されます。
ただし、テンキーの[1]では動作しません。
Excel2013以降は、[図形の書式設定]作業ウィンドウです。
グラフを選択している場合
グラフを選択しているときは、[グラフエリアの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。
ただし、テンキーの[1]では動作しません。
Excel2013以降は、[グラフエリアの書式設定]作業ウィンドウです。
コメントが編集状態の時
コメントが編集状態の時に使用すると、[コメントの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。
ただし、テンキーの[1]では動作しません。