Access2007から、テーブルのデザインビューでデータ型から[日付/時刻型]を選択すると、自動的に日付選択カレンダーが表示されるようになっています。
移動ボタンに「検索ボックス」、日付/時刻型に「日付選択カレンダー」(Access2007)
データ型から[日付/時刻型]を選択
テーブルをデザインビューで表示して、[入会日]フィールドのデータ型で[日付/時刻型]を選択します。
[データシートビュー]に切り替えて、[入会日]フィールドへカーソルが移動すると、右側に小さいカレンダーアイコンが表示されます。
そのアイコンをクリックすると、カレンダーが表示されます。
フォームの日付選択カレンダー
このテーブルを基にフォームを作成すると、日付のコントロールにも同じように日付選択カレンダーが表示されます。
カレンダーから[今日]ボタンをクリックすると、テキストボックスに今日の日付が入力されます。
既定で今日の日付が選択されているので、[Enter]キーを押しても今日の日付が入力できます。
参考フォームでは、フォーカス取得時にカレンダーを表示することができます。小さいカレンダーアイコンをクリックしなくても、カーソルが移動しただけでカレンダーを表示できるように設定できます。
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日付選択カレンダーをフォーカス取得時に自動表示するには
Accessで[日付/時刻型]のデータ型を選択すると、既定で日付選択カレンダーが表示されます。 Access2007からの機能です。 日付/ ...
日付選択カレンダーの非表示
このカレンダーはテキストボックスのプロパティで[日付選択カレンダーの表示]から[なし]を選択すると、カレンダーは表示されなくなります。
[日付選択カレンダーの表示]は、[書式]タブにもあります。
カレンダーコントロールについて
Access2003の時には、[挿入]メニューの[ActiveX コントロールの挿入]から[Microsoft カレンダーコントロール11.0]を選択して挿入すると、以下のように表示されていました。
Access2007でも[フォームデザインツール]の[デザイン]タブの[コントロール]グループにある[ActiveX コントロール]に[カレンダーコントロール12.0]がありました。
Access2010には、カレンダーコントロールはありません。
ですが、[フォームデザインツール]の[デザイン]タブの[コントロール]グループにある[ActiveX コントロール]から
[Microsoft Date and Time Picker Control 6.0 (SP6)]を選択して[OK]ボタンをクリックすると、
以下のように挿入されます。
フォームビューに切り替えると、日付選択カレンダーが表示されます。
[[Microsoft Date and Time Picker Control 6.0 (SP6)]]は、Access2007にもあります。
Access2013以降では見あたりません。
Access2010のカレンダーについては、Microsoftの以下の記事を参照してください。
Access 2010 アプリケーションのカレンダー コントロールを置き換える(Microsoft)