Microsoft Edgeは、バージョンアップにより、ウィンドウの右側にサイドバーが表示されるようになっています。
サイドバーは、検索やアプリ、ウェブサイトなどに簡単にアクセスできる機能です。
上部には[Copilot]ボタンも表示されます。
サイドバーも[Copilot]も非表示にできますが、便利だなと思うものがあれば使ってみてください。
カスタマイズすると、かなり便利に使えると思います。
参考サイドバーは、どんどん進化しています。
今回、新たに バージョン 131.0.2903.70 で解説します。
この記事の目次
Microsoft Edgeのバージョン確認と更新
Microsoft Edgeのバージョンを確認します。
Microsoft Edgeでは、バージョン情報を表示すると、自動的に更新されるようになっています。(企業などでは制御されていることもあります。)
[設定]から確認する方法と、[ヘルプ]から確認する方法があります。
ここでは、バージョン 131.0.2903.70 での解説です。
もし、バージョンを確認するだけにしたいという場合は、Windows設定の[アプリ>インストールされているアプリ]を表示して確認します。
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Windowsアプリの自動更新を無効にして手動で更新するには
Windowsには、標準でインストールされているアプリケーションがあります。 例えば、ペイントやフォト、Snipping Tool、付箋など ...
設定から
[設定など](…)をクリックして、下部の[設定]をクリックします。
設定メニューを表示するショートカットキーは、[Alt]+[F]です。
そして、[Microsoft Edgeについて]をクリックします。
最新であれば以下のように、[Microsoft Edgeは最新です。]と表示されています。バージョンも記されています。
参考バージョン番号などはドラッグでコピーできます。
ヘルプとフィードバックから確認
もう1つの方法です。
[設定など](…)をクリックして、[ヘルプとフィードバック]から[Microsoft Edgeについて]をクリックします。
すぐに[バージョン情報]の画面が表示されます。
最新バージョンではない場合
もし、Microsoft Edgeが最新バージョンでなければ、[Microsoft Edgeを更新しています]と表示されます。
しばらくすると、以下の画面になりますので、[再起動]ボタンをクリックします。
参考更新中にエラーが出たら、キーボードから[Ctrl]+[R]、または[Shift]+[F5]でリロードしてみてください。これで解決できる場合があります。
サイドバーの表示と非表示設定
既定では、サイドバーが表示されていると思います。
ショートカットキーで表示/非表示設定
サイドバーを表示/非表示にするには、ショートカットキーを使用するのが一番早いです。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[Shift]+[/]です。
以下は、サイドバーを非表示にしています。
[設定]から表示/非表示の切り替え
サイドバーの下方にある[設定]ボタンをクリックします。
[設定]のサイドバーの画面が表示されます。
もし、サイドバーが自動非表示になっている場合は、上部にある[Copilot]をポイント(マウスを合わせる)すると[設定]が現れます。
以下の設定画面が表示されます。
サイドバーの表示は、3つの選択肢があります。
- 常にオン
サイドバーは常に表示されます - 自動非表示
作業ウィンドウを使用するとサイドバーが表示されます。Copilotアイコンからアクセスできます - オフ
サイドバーは表示されません
サイドバーがオフになっている場合
サイドバーがオフになっている場合は、[設定など]のメニューを開いて[設定]をクリックします。
左側のメニューから[Copilotとサイドバー]をクリックして設定します。
[設定]を表示した状態でもサイドバーの表示/非表示を確認できます。
参考サイドバーは、Microsoft Edgeのアドレスバーに以下のURLを入力して[Enter]キーを押しても表示できます。
edge://settings/sidebar
[Copilot]ボタンの表示と非表示設定
[Copilot]ボタンは、アイコンで右クリックしても非表示にできません。
[設定]を表示して表示/非表示の設定を行います。
サイドバーを非表示にしている場合は、上部の[Copilot]をポイントすると、下部に[設定]が表示されますのでクリックします。
設定の[サイドバー]タブが表示されます。
[アプリと通知の設定]の[アプリ固有の設定]にある[Copilot]をクリックします。
このボタンがあれば、非表示設定ができます。なければ、バージョンを確認してください。
[アプリと通知の設定]が表示されますので、[Copilotの表示]をオフにします。すぐに反映されます。
[Web上のコンテキストによるヒントを、Copilotが読み取ることを許可する]もオフになります。
サイドバーの[Copilot]ボタンが非表示になり、[サイドバーの表示/非表示]ボタンが現れます。
Copilotの表示をオフにした場合の設定
Copilotの表示をオフにすると、[サイドバーの表示]の設定が変わります。
[サイドバーボタンを表示]のオン/オフの設定ができます。
また、[サイドバーを常に表示する]をオフにすると、[サイドバーのカスタマイズ]は無効になります。
[サイドバーボタンを表示]と[サイドバーを常に表示する]をオフにしてみます。
設定画面でもわかりますが、[Copilot]も[サイドバーの表示/非表示]ボタンも[サイドバー]も非表示になったウィンドウになります。
参考[サイドバーを常に表示する]をオフにした場合、サイドバーを表示するショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[/]は無効になります。
[Copilot]の表示/非表示のショートカットキーは、[Ctrl]+[Shift]+[.(ピリオド)]です。
[Copilot]ボタンの表示/非表示ではなく、サイドバーペインに[Copilot]を表示/非表示にするショートカットキーです。
タスクバーにも[Copilot]ボタンが表示されるようになっていますが、これも設定で非表示にすることができます。
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タスクバーの左・中央・右に表示されるアイコンの表示/非表示
Windows 11のタスクバーには、既定で左右と中央にアイコンが表示されていますが、これはWindowsの設定でカスタマイズできます。 タ ...
タイトルバーのプロフィールアイコンの表示/非表示
[垂直]タブに切り替える[[タブ操作]メニュー]ボタンの左側に[プロフィールアイコン]が表示されるようになっています。
以前は、右側に表示されていたのですが、サイドバーに[Copilot]ボタンが表示されるようになった頃からだと思いますが、タイトルバーの左側に表示されるようになりました。
この[プロフィールアイコン]は、設定で非表示にすることができます。
設定の[外観]をクリックして、[ツールバー]をクリックします。
設定の[外観]にある[タイトルバーにプロフィールアイコンを表示]をオフにします。再起動が必要です。
タイトルバーの[プロフィールアイコン]は非表示になり、ツールバーの右側に表示されるようになります。
サイドバーのアプリのカスタマイズ
サイドバーに表示するアプリは、カスタマイズすることができます。
サイドバーの[カスタマイズ]ボタンをクリックします。
[カスタマイズ]ペインが表示されます。
上部には[検索ボックス]があり、[クイックアクセス]には、使用したことがあるアプリが表示されていると思います。
[さらに探す]では[おすすめ]が選択されています。
[さらに探す]の▽をボタンをクリックすると、多くのカテゴリーが表示されます。
サイドバーにピン留めしておきたいアプリがあれば、[さらに探す]から探してみてください。
見つけられない場合は、[カスタマイズ]ペインの上部にある[検索]ボックスにキーワードを入力してみてください。
サイドバーにアプリを追加してピン留めする
サイドバーにアプリを追加する方法です。
ここでは、[Microsoft Support]を追加してみます。
クイックアクセスの[Microsoft Support]をクリックします。
サイドバーペイン領域に[Image Creator from Designer]が表示され、サイドバーにはアイコンが表示されます。
サイドバーに常にアイコンを表示しておきたい場合は、アイコンで右クリックします。
そして、ショートカットメニューから[サイドバーにピン留め]をクリックします。
ペインを閉じてしまうと、サイドバーのアイコンも非表示になりますので、表示している間にサイドバーのアイコンで右クックして操作します。
そうすると、[ペインを閉じる]ボタンをクリックして閉じても、常に表示されるようになります。
サイドバーにアプリをピン留めしておくと、いつでも簡単にクリックするだけで表示できるようになります。
サイドバーにピン留めしたアプリの削除
サイドバーの不要なアプリは、削除できます。
アイコンで右クリックしてショートカットメニューから[サイドバーからピン留めを外す]をクリックします。
アイコンで右クリックした時のメニュー
[アプリを終了する]をクリックすると、アプリを表示している場合は、ペインに表示されているアプリもサイドバーのアイコンも非表示になります。
アプリをサイドバーにピン留めしている場合は、アイコンは表示されたままになります。
[サイドバーのカスタマイズ]をクリックすると、[カスタマイズ]ペインが表示されます。
参考これまでのアプリは、サイドバーから[+](カスタマイズ)をクリックして、[さらに探す]の[マイクロソフト]の中にあります。
[Image Creator]も[マイクロソフト]で少し下へスクロールすると見つかります。
[Image Creator]は、[Image Creator from Designer]という名称になっています。
バージョンアップされて、[Copilot]で画像も生成できるようになっていますので、[Image Creator from Designer]はピン留めしておかなくてもいいかもしれません。
[検索]は、検索エンジンを[Bing]以外のものに設定していても[Bing]での検索になります。
Edgeの検索エンジンの変更方法は、以下の記事で解説しています。
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Microsoft Edgeの検索プロバイダー(エンジン)の変更
Windows 10に標準搭載のMicrosoft Edgeは、Internet Explorerに代わる新しいブラウザです。 Micros ...
ペインにアプリを表示した時のボタンの操作
ペインにアプリを表示すると、上部にボタンが表示されます。
[作業ウィンドウのピン留めを外す]をクリックすると、Edgeウィンドウの左側をクリックした時に、ペインウィンドウが非表示になります。
既定では、ペインウィンドウはピン留めされています。
[最小化する]ボタンは、音楽を聴いている場合などに便利です。
ウィンドウから非表示にできますが、最小化になっていても、音楽は聴くことができます。
ミュートにする場合は、サイドバーのアイコンで右クリックして、[アプリのミュート]をクリックします。
参考以前は、ショートカットメニューに[アプリのミュート]があったのですが、現在は消えています。
ウェブページをサイドバーに追加するには
ウェブサイトをサイドバーに登録するには、登録したいページを表示するとサイドバーに[サイドバーで開く]が表示されますので、それをクリックします。
サイドバーを表示していない場合でも、ページ上で右クリックしてショートカットメニューの[サイドバーで開く]をクリックするとサイドバーに表示されます。
サイドバーにアイコンが表示されますので、右クリックして[サイドバーにピン留め]をクリックします。
ピン留めしておくと、いつでもサイドバーからクリックして表示できるようになります。
サイドペインに表示したWebページは、[新しいタブをリンクを開く]をクリックすると、左側ウィンドウにタブで表示されます。
その後、サイドペインを閉じると、通常のWeb表示と同じになります。