オートナンバー型のあるテーブルでレコードを削除すると、欠番が出てしまいます。
Accessとしては欠番があっても問題ありませんが、見た目を1から連番にそろえたいという方も多いと思います。
同じ構造のテーブルをコピーし、追加クエリでデータを移すことで、オートナンバーを振り直すことができます。
![[デザイン]タブの[クエリの種類]グループの[追加]](https://hamachan.info/WordPress2019/wp-content/uploads/2018/11/reset10-e1724145617779.png)
参考オートナンバーの行を切り取って、貼り付ける方法は以下の記事で解説しています。
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テーブルの確認
以下のようなテーブルがあります。[ID]フィールドの4と5が欠番になっています。

テーブル[T_売上]のデザインビューです。[ID]フィールドは[オートナンバー型]です。

テーブルをコピーして[テーブル構造のみ]を貼り付け
ここでは、オートナンバーを振り直すための[空のコピー]テーブルを作成します。
まず、番号を振り直したいテーブルをコピーします。

そして、貼り付けします。

そのとき[テーブルの貼り付け]ダイアログボックスが表示されます。
この時、[テーブル構造のみ]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
![[テーブルの貼り付け]ダイアログボックス](https://hamachan.info/wp-hamachan/wp-content/uploads/2018/11/reset5.png)
ナビゲーションウィンドウに[T_売上のコピー]が作成されます。
同じ構造のテーブルですが、データは空っぽです。確認したらテーブル[T_売上のコピー]は、閉じておきます。
この空のテーブル[T_売上のコピー]にテーブル[T_売上]のデータを追加していきます。
テーブルの名前はこのままで問題ありません。

参考オブジェクトをコピーして活用する方法は、以下の記事で解説しています。
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テーブル・クエリなどのオブジェクトをコピーして活用する
Accessの1つのデータベース内でテーブルやクエリ、フォーム、レポートなどのオブジェクトをコピーする方法です。 コピーボタンや貼り付けボタ ...
追加クエリの作成
次に、元のテーブルのデータをコピー先へ移すための追加クエリを作成します。
[作成]タブを選択して、[クエリ]グループから[クエリデザイン]をクリックします。

[テーブルの表示]からテーブル[T_売上]を選択して、[追加]をクリックします。
クエリにテーブル[T_売上]が追加されたら、[テーブルの表示]は[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。

バージョンによって異なると思いますが、[作成]タブの[クエリデザイン]をクリックすると、Microsoft 365のAccessとAccess 2021では[テーブルの追加]作業ウィンドウとして表示されます。
クエリデザインの「テーブルの追加」は作業ウィンドウに表示される
デザイングリッドにフィールドを登録
[ID]フィールド(オートナンバー型)以外のフィールドをデザイングリッドへ追加します。
[ID]以外のフィールドを[Shift]キーで複数選択して、デザイングリッドへドラッグします。

[クエリの種類]グループから[追加]をクリックします。
クエリの種類:追加
クエリを使用してレコードを既存のテーブルに追加します。

[追加]ダイアログボックスが表示されます。
テーブル名に[T_売上のコピー]を選択します。
▼ボタンをクリックすると、テーブルの一覧が表示されますから、[T_売上のコピー]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
![[追加]ダイアログボックス](https://hamachan.info/wp-hamachan/wp-content/uploads/2018/11/reset11.png)
追加クエリの実行
作成した追加クエリを実行して、データをコピー先テーブルへ移します。
[デザイン]タブの[実行]をクリックします。

以下のメッセージウィンドウが表示されます。[はい]をクリックします。

作成したクエリは保存しなくても構いませんが、たびたびオートナンバーをリセットしなければならないようであれば、クエリは名前は付けて保存しておいたほうがいいですね。
保存したクエリはダブルクリックで実行できます。もちろん、元のテーブルをコピーした後に実行します。

テーブルのオートナンバーが振り直されているかを確認
コピー先テーブルでオートナンバーが正しく振り直されているか確認します。
テーブル[T_売上のコピー]を開いて確認します。
オートナンバーは振り直されていますね。

最後に、元のテーブルを削除し、コピーしたテーブルの名前を元のテーブル名に変更します。

参考追加クエリについては、以下の記事でも解説しています。
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