テンプレートとは「ひな形」のことです。
既定の設定をカスタマイズして、テンプレートとして保存しておくと、毎回設定せずに済むので効率的です。
繰り返し使用するファイルの場合は、テンプレートとして保存することをお勧めします。
ここでは、PowerPoint2010で箇条書きのフォントサイズをスライドマスター でカスタマイズします。
この設定の詳細については、以下の記事で解説しています。
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箇条書きでレベル下げを行うと、既定ではフォントサイズまで小さくなってしまいます。 文字列内にカーソルを置いてインデントを増やすボタンをクリッ ...
参考Office2016、Office2019のテンプレートについては、以下の記事で解説しています。
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毎回、データを入力して完成させるようなファイルは、原本(テンプレート)を保存しておくと、そのファイルを開くたびに原本のコピーが自動的に作成さ ...
スライドマスターでフォントサイズを指定
[表示]タブの[スライドマスター]をクリックします。
[タイトルとコンテンツ]スライドで各レベルのフォントサイズを指定します。
設定が完了したら、[マスター表示を閉じる]をクリックして、マスター表示を閉じます。
テンプレートとして保存する方法
設定したプレゼンテーションを保存します。
[ファイル]タブをクリックして[名前を付けて保存]をクリックします。
参考キーボードから[F12]キーを押すと、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示することができます。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
[ファイルの種類]から[PowerPointテンプレート(*.potx)]を選択します。
そうすると自動的に[Template]フォルダが表示されます。
[ファイル名]のテキストボックスに任意の名前を付けて[保存]ボタンをクリックして保存します。
これで完了です。
保存したテンプレートを開く方法
テンプレートを開くときは、[新規作成]をクリックして、[マイテンプレート]をクリックします。
[個人用テンプレート]が表示されます。
この中に作成したテンプレートがありますので、目的のテンプレートを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
お勧めしないテンプレート作成方法
[ファイル]タブの[保存と送信]をクリックして[ファイルの種類と変更]をクリックして、[テンプレート(*.potx)]を選択して、[名前を付けて保存]をクリックしても作成できますが、この方法の場合、[Template]フォルダが自動的に表示されませんので、あまりお勧めしません。
Excelの場合も同じです。
参考Wordの場合は、お勧めしない上記方法でテンプレートを作成しても、容易にTemplateフォルダを開くことができますので、参考にしてください。
Word2010で解説しています。
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テンプレートとして保存する方法と作成したテンプレートの起動
テンプレートとはひな形のことです。 繰り返し使用するファイルの場合、自分で作成した文書をテンプレートとして保存しておくと便利です。 Word ...
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個人用テンプレートの保存場所
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PowerPointを起動すると、一枚のスライドが表示されます。 そして、そのスライドのレイアウトは、[タイトルスライド]になっています。 ...