Microsoft Clipchampでは、テキスト読み上げ機能を使って音声ファイルを作成できます。
自分の声を使いたくない場合など、入力したテキストをAI音声オーバーに変換できます。
音声ファイルは、複数作成してタイムラインへ追加できます。
[録画と作成]の[音声変換]
Microsoft Clipchampを起動して[新しいビデオを作成]をクリックします。
Clipchampの起動方法については、以下の記事を参照してください。
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左側の素材ツールバーから[録画と作成]をクリックします。
そして、[作成する]の[音声変換]をクリックします。
音声変換の設定
音声変換の画面になります。
ここで、音声変換の設定をします。
言語
ここでは、[日本語(日本)]を選択します。日本語は、プルダウンメニューの一番最後にあります。
音声
日本語としては、7個用意されています。
- Aoi(碧衣)
- Daichi(大智)
- Keita(圭太)
- Mayu(真夕)
- Nanami(七海)
- Naoki(直紀)
- Siori(志織)
どんな声かを確認するには、[この声を聞く]をクリックします。
[音声の高さ]と[ペース]
[詳細設定]を展開すると、[音声の高さ]と[ペース]を設定できます。
[音声の高さ]は、以下のとおり6個用意されています。
これも、[この声を聞く]をクリックして確認できます。
- 既定
- 極低
- 低
- ミディアム
- 高
- 極高
[ペース]とは、音声速度のことです。右へドラッグすると、音声速度がアップします。
テキストの入力
テキストの入力ボックスに音声変換したい内容を入力します。
最大10分なので、文字数とすれば最大1500文字から2000文字ぐらいは入力できます。
入力ボックスには、文字をコピーして貼り付けしてもかまいません。
文字数が多くなると、テキストボックスの下に最大(Maximum)と残り(remaining)の文字数が表示されます。以下は、1300文字を入力しています。
[ペース]で速度を落としたりすると、文字数がオーバーしてしまうことがありますので気をつけてください。
入力したら[プレビュー]をクリックして、音声を確認します。
問題がなければ、[保存]をクリックします。
作成した音声ファイルは、メディアライブラリに保存され、タイムラインにも自動で挿入されます。
メディアライブラリの音声ファイルは、マウスでポイントするだけで音声を聞くことができます。
終わったら調整ツールバーの[音声変換]をクリックして、音声調整ウィンドウを閉じます。
音声ファイルは、複数作成してタイムラインに挿入できます。
参考保存した音声ファイルを編集したい場合は、タイムラインの目的の音声ファイルを選択して、調整ツールバーの[音声変換]をクリックします。
再度編集して[保存]ボタンをクリックします。
オーディオの位置調整
メディアをインポートして、タイムラインへ追加します。
メディアのインポートと、素材をタイムラインへ挿入する方法は、以下の記事を参照してください。
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音声を再生する位置をドラッグで調整します。
また、カメラで撮った動画ファイルの音声は、ミュートにすることができます。
タイムラインの動画ファイルにマイクのアイコンがありますので、クリックするとミュートになります。
ミュートにすると、[マイク]のアイコンの右に小さな×が表示されます。
タイムインジゲーターを先頭へ移動させて、プレビューで確認してみてください。
プレビューの操作については、以下で解説しています。プレビューは、拡大表示することもできます。
音量調整はメディアから
作成した音声ファイルの音量は、右側の調整ツールバーにある[オーディオ]をクリックして調整します。
参考作成した動画をエクスポートする方法は、以下の記事を参照してください。
また、Microsoft Clipchampのプロジェクト管理については、以下の記事で解説しています。
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