Office2016 for Macからの新機能です。
[挿入]タブに[スクリーンショット]というコマンドがあります。この機能を使うと、現在開いている画面、または画面の領域の画像を簡単にファイルに挿入することができます。
地図や他のアプリのキャプチャを挿入したいときは、とても効率的よく操作することができます。
Officeのバージョンは15.26(160910)です。
最小化しているウィンドウはショットすることができません。
また、Windows版では、自分自身(スクリーンショットボタンを押すアプリケーション)はショットできませんが、Macの場合は可能です。
ここでは、Wordを使って解説します。まず、スクリーンショットを撮りたいアプリケーションを表示しておきます。
注意ウィンドウがDockにしまわれた状態ではスクリーンショットは撮れませんので気を付けてください。
[挿入]タブの[スクリーンショット]
下のような文書があります。
[チューリップ]の文字の下にチューリップの写真を挿入したいと思います。
画像を挿入したい位置にカーソルを移動させます。
そして、[挿入]タブの[スクリーンショット]をクリックします。
挿入できる画像の一覧が表示されます。この場合、Wordと写真以外は開いていませんので、この2つが一覧の中に表示されます。
目的のチューリップのプレビューをクリックします。
写真の挿入であれば、[写真の挿入]機能を使うのと変わらないかもしれませんが、ここでは解説のために写真を使っています。
ワンクリックで挿入することができます。
スクリーンショットで挿入した画像のトリミング
挿入した画像をトリミングして調整します。
画像を選択したまま[図の書式設定]タブにある[トリミング]のメニューから[トリミング]をクリックします。
ドラッグしてサイズを調整できたら、再度、[トリミング]ボタンをクリックして確定します。
下のようになります。
画面の領域を指定して挿入する方法
また、領域を指定して挿入することもできます。
[挿入]タブの[スクリーンショット]から[画面の領域]をクリックします。
Wordの文書はしまわれますが、目的の画像でドラッグして領域を指定します。
マウスから指を離すと文書内に挿入されます。
これだとトリミングの必要はありませんね。
図として保存
スクリーンショットで挿入した画像は、図として保存することもできます。
保存すると、他のアプリケーションにも使用できますね。
スクリーンショットで挿入した画像を選択して、右クリックします。
コンテキストメニューから[図として保存]をクリックします。
下のように[保存]ウィンドウが表示されますので、名前を付けて保存することができます。
ファイルの種類は、[PNG]、[JPEG]、[PDF]、[GIF]、[BMP]の中から選択します。
地図を挿入してみました。
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また、macOS Mojave以降では、スクリーンショットのショートカットキーに加えて、[command]+[shift]+[5]でDockの上にスクリーンショット用のコントロールを表示することができます。
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