Microsoft Edgeでの閲覧履歴を表示ししたり、履歴データを削除する方法です。
バージョン 126.0.2592.102での解説です。
参考Webページを再読み込みしても更新された情報が表示されない場合は、[Shift]+[F5]、または、[Ctrl]+[Shift]+[R]でキャッシュを無視してページを再読み込みしてみてください。
Microsoft Edge のキーボード ショートカット - Microsoft サポート(Microsoft)
[履歴]ウィンドウの表示
Microsoft Edgeを起動します。
Microsoft Edgeのウィンドウの右上にある[…](設定など)ボタンをクリックして、[履歴]をクリックします。
この設定などのメニューを表示するショートカットキーは、[Alt]+[F]です。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[H]ですね。
以下のような[履歴]ウィンドウが表示されます。
閲覧履歴を削除した後なので、少ないですが、通常は多くのページが表示されていると思います。
履歴ページの削除とURLのコピー
履歴ページを表示してクリックすると、Webページを表示できます。
また、[削除]ボタンから履歴を削除することもできます。
右クリックしてショートカットメニューから[URLのコピー]を取得することもできます。
参考履歴ウィンドウからも個別に削除できますが、複数ページをまとめて削除したい場合は[履歴]ページを表示したほうが便利です。
履歴の検索
上部の検索ボックスで、すぐに検索できるようになっています。
最近閉じた記憶があるなら、[最近閉じた項目]タブに切り替えると目的のWebページを見つけられるかもしれません。
参考履歴を表示して、閉じたページを再表示することもできますが、間違えて閉じてしまったようなタブは、ショートカットキーを使用すると便利です。
[Ctrl]+[Shift]+[T]で再表示できます。閉じた順番で再表示されます。
これは、Microsoft Edgeだけでなく、ChromeやFirefoxでも使用できます。
3つのキーを同時に押すのが大変な場合は、Window 10の設定でキーを1つずつ押して操作できるようにすることもできます。
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ショートカットキーを1つずつ押して操作を実行(固定キー機能を使用)
ショートカットキーとは、キーボードから複数のキーを同時に押して操作を実行できる機能のことです。 入力中にマウスに持ち替える必要がなく、効率よ ...
その他のオプション
[その他のオプション](…)ボタンをクリックします。
以下の3つのメニューが表示されます。
[重複するページを非表示にする]を選択して、重複するページを非表示にするとスッキリするかもしれません。
- [履歴]ページを開く
- 閲覧データをエクスポートする
- 履歴ボタンをツールバーに表示します
- 重複するページを非表示にする
- ホバー時の画像をオフにする
[履歴]ページを開いて閲覧
[[履歴]ページを開く]をクリックすると、[今日]、[昨日]などの日付を選択できる画面になります。
以下のような画面に移動します。
この画面での履歴の削除については、履歴ページの削除で解説しています。
閲覧データをエクスポートする
閲覧データをエクスポートできるようになっています。
[閲覧データをエクスポートする]をクリックします。
[閲覧データをエクスポートする]のウィンドウが表示されますので、[エクスポート]をクリックします。
エクスポートした閲覧データは、エクスポートされたファイルにアクセスできるユーザーのみが使用できます。
このプロセスには数分かかる場合があります。エクスポートされたファイルがダウンロードされるまで待ってから、ブラウザーを閉じてください。
WindowsのPINを求めるウィンドウが表示されます。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されますので、任意の場所に保存します。
CSVファイルで出力されます。
参考[閲覧データをエクスポートする]は、[履歴]ウィンドウにもあります。
履歴ボタンをツールバーに表示します
[履歴ボタンをツールバーに表示します]をクリックすると、ツールバーに[履歴]ボタンが表示されます。
ツールバーに[履歴]ボタンが常に表示されるようになります。
削除する場合は、右クリックしてショートカットメニューから[ツールバーに表示しない]をクリックします。
ホバー時の画像をオフにする
[ホバー時の画像をオフにする]をクリックすると、
履歴ページをポイントした時の画像がオフになります。
以下の画像は、サムネイル画像が表示されていませんがオンの状態です。
オフに設定すると、以下に表示されているURLも非表示になります。
履歴をピン留めする
[履歴]ウィンドウの右端にある[履歴をピン留めする]をクリックすると、[履歴]ウィンドウがピン留めされます。
ピン留めを外す場合は、[履歴のピンを外す]ボタンをクリックします。
履歴ページを開いて閲覧履歴を削除
履歴ページを表示します。
履歴ウィンドウを開いて、[その他のオプション]から[[履歴ページ]を開く]をクリックします。
または、Microsoft Edgeのアドレスバーに以下のURLを入力して[Enter]キーを押して表示します。
edge://history/all
閲覧履歴の中のページを個別に削除するには、各項目の右端にある[×]をクリックします。
または、右クリックしてショートカットメニューから[削除]をクリックします。
参考個別に削除するには、履歴ウィンドウからも削除できます。
複数ページをまとめて削除
複数選択して削除することもできます。
各ページのチェックボックスをクリックすると、右上にメニューバーが表示されますので[削除]をクリックします。
チェックボックスを1個でもオンにすると、メニューバーが表示されます。
[これらのページを削除しますか?]という確認メッセージが表示されますので、[削除]をクリックします。
履歴データをまとめて削除
閲覧履歴の期間を指定して、まとめて削除することもできます。
[履歴]の右上にある[閲覧データを削除する]をクリックします。
[閲覧データをクリア]ウィンドウを表示します。
期間の選択
期間を指定して履歴データを削除することができます。
[時間の範囲]の▼ボタンをクリックすると、以下の5つの選択肢があります。
- 過去 1 時間
- 過去 24 時間
- 過去 1 週間
- 過去 4 週間
- すべての期間
クリアする種類を選択
既定では、4個の項目のチェックボックスがオンになっていると思います。
不要な項目は、チェックボックスをオフにします。
- 閲覧の履歴
- ダウンロードの履歴
- Cookie およびその他のサイトデータ
- キャッシュされた画像とファイル
また、[閲覧データをクリア]ウィンドウには、下へスクロールすると、以下の項目もあります。こちらは既定でオフになっています。
- パスワード
- オートフィルフォームデータ(フォームやカードを含む)
- サイトのアクセス許可
- 以前のバージョンのMicrosoft Edgeのすべてのデータ
- メディアファンデーションデータ
[Internet Explorerモードの閲覧データをクリアする]をクリックすると、以下の[閲覧の履歴の削除]ウィンドウが表示されます。
参考ブラウザーで削除できる閲覧データの詳細については、Microsoftの以下のページを参照してください。
Microsoft Edge の閲覧履歴を表示または削除する - Microsoft サポート(Microsoft)
すべての期間の閲覧履歴のみを削除するには
すべての期間の閲覧の履歴を削除するには、以下のように[期間の範囲]で[すべての期間]を選択して、[閲覧の履歴]のチェックボックスのみをオンにして、[今すぐクリア]をクリックします。
[閲覧データをクリア]のウィンドウを表示する方法
[閲覧データをクリア]ウィンドウを表示するには、以下の方法もあります。
ショートカットキー
ショートカットキーは、[Ctrl]+[Shift]+[Delete]です。
設定の[プライバシー、検索、サービス]から
また、[設定]画面から表示することもできます。
[…](設定など)ボタンをクリックして、[設定]をクリックします。
左のメニューから[プライバシー、検索、サービス]を選択します。
少し下へスクロールすると、[閲覧データをクリア]が表示されます。
[閲覧データをクリア]の[クリアするデータの選択]ボタンをクリックしても、[閲覧データをクリア]のウィンドウを表示できます。
また、この[プライバシー、検索、サービス]では、ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択することができます。
[閲覧データをクリア]の[ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する]をクリックします。
以下の項目がありますので、必要な項目のスイッチをオンにします。
- 閲覧の履歴
- ダウンロードの履歴
- Cookieおよびその他のサイトデータ
- キャッシュされた画像とファイル
- パスワード
- オートフィルフォームデータ(フォームやカードを含む)
- サイトのアクセス許可
参考閲覧履歴などを残したくないのであれば、InPrivateブラウズを使う方法もあります。
InPrivateブラウズではウィンドウを閉じるときに、閲覧履歴、Cookie、パスワード、アドレス、フォーム データなどが削除されます。
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閲覧履歴を残さないInPrivateブラウズに切り替える4つの方法
Microsoft EdgeでInPrivateウィンドウを使用すると、閲覧履歴データなどが保存されません。 InPrivateブラウズでは ...
[設定]の[プライバシー、検索、サービス]を表示すると、トップに表示されている[トラッキング防止]については、以下の記事を参考にしてください。
Microsoft Edgeについても記しています。
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Do Not Trackの有効/無効(トラッキングの防止)
Internet Explorer 10のインターネットオプションには、[常にDo Not Trackヘッダーを送信する]というチェック項目 ...