文字を入力して、文字変換するため[スペースキー]を押して変換候補を表示しますね。その変換候補の中に目的の漢字や文字が見つからないとき、どうしていますか?
少しでも効率的に見つける方法を紹介します。
変換候補の並べ替え
[和雄]さんという名前を入力したいとします。
まず、読みを入力しますね。
[スペース]キーを押します。変換された漢字が違うので、再度[スペース]キーを押します。[変換]キーでもOKです。
変換候補一覧が表示されます。
目的の漢字の一文字目と同じ字で始まる漢字を[↓]方向キーか、[スペース]キー、[変換]キーのいずれかで選択します。
注意このとき、漢字をクリックすると一覧が非表示になるので気をつけてください。
一覧の下にある[メニューを表示します] のボタンをクリックします。メニューの中から[並べ替え]をクリックします。
[和]で始まる漢字が並びました。目的の漢字を探しやすくなりましたね。目的の漢字を選択します。
ショートカットキーで
[メニューを表示します]のボタンを押す代わりに、キーボードから[Shift]と[F10]を押してもいいです。
そして、アクセラレーションキーの[S]を押してもいいですね。
マウスに持ち替えるより早いかもしれません。
一列表示と複数列表示
上の赤丸の中の[表示を切り替えます]ボタンを押すと、変換候補一覧が複数列表示されるようになります。
注意上の変換候補一覧は、IME2003です。
IME2002には下の赤丸の中のマーク[表示を切り替えます]は表示されていないと思います。
[Tab]キーで一列表示と複数列表示を切り替え
[表示を切り替えます]ボタンを押す代わりに、キーボードから[Tab]キーを押してもいいです。
複数列表示になります。再度、[Tab]キーを押すと一列表示になります。
参考IME2007でも解説しています。
変換候補の並べ替えと複数列配置(IME2007)
Windows10のIMEには、[メニューを表示します] のボタンはありません。
並べ替えはできないようです。が、複数列配置の表示にしてみると、おおよそ先頭の漢字が揃っています。
Windows10のIMEには「メニューを表示します」がない
Windows10 バージョン 2004 で登場した新しい日本語IMEでは、一列目の最終候補にフォーカスが来ると、自動的に拡張されるようになっています。
[Tab]キーで一列表示と複数列表示の切り替えもできます。
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