デザインビューでプロパティシートを開いても、その意味がわからないこともありますね。
そういうときは、調べたいプロパティをクリックして[F1]キーを押して、ヘルプを表示します。
プロパティの表示方法
プロパティとは本来[属性]という意味で使われることが多いですが、Accessではオブジェクトやコントロールの[詳細設定]ができるところと思ってください。
プロパティの設定は、簡単に操作できるのですが、意図しない動作をするときは、いつの間にかプロパティの設定が変わっていたということもあります。
Accessのバージョンによってプロパティの既定が変わっている場合もあるかもしれません。
まず、プロパティシートの表示方法です。
プロパティボタンから
デザインビューでデータベースツールバーの[プロパティ]ボタンをクリックします。
右クリックのショートカットメニューから
あるいは、右クリックのショートカットメニューから[プロパティ]をクリックします。
参考フォームセレクタ(ルーラーの左の□)をダブルクリックすると、[フォーム]のプロパティシートを表示できます。
ショートカットキー
ショートカットキーは、[Alt]+[Enter]です。
プロパティシートの表示/非表示を切り替えられます。
デザインビューでは、[F4]キーでもOKです。
参考コントロールなどは、ダブルクリックでも表示させることができます。
また、Access2007以降は、フォームとレポートに[レイアウトビュー]という新しいビューが追加されていますが、レイアウトビューでもプロパティ表示のショートカットキーは使用できます。
-
レイアウトビューでフォームのコントロールをカスタマイズ
Accessのフォームには、デザインビュー、レイアウトビュー、フォームビューの3つの表示方法があります。 コントロールのサイズや位置などを調 ...
プロパティの値は、プルダウンメニューから選択しなくても、ダブルクリックで変更できるものもあります。
ダブルクリックするごとにメニューが切り替わります。[はい]と[いいえ]の切り替えなどは便利です。
以下の記事で解説しています。
ヘルプの表示
プロパティシートで、調べたいプロパティをクリックします。そして、キーボードから[F1]キーを押します。
[ポップアップ]をクリックして、[F1]キーを押し [ポップアップ]プロパティのヘルプを表示してみました。
参考通常どおり、メニューバーの[ヘルプ]から利用してもいいですね。以下の記事を参考にしてください。
-
ヘルプの利用(Officeアシスタントの使用)
Microsoft Officeを使っていると、わからないことがたくさんでてきます。 ヘルプを上手に活用しましょう。 キーボードから[F1] ...
Access2013でオフラインヘルプを利用するには
Office2013以降は、オンラインヘルプが既定になっています。
オフラインヘルプに切り替えもできますが、オフラインヘルプの内容は、リボンのポップヒントと同じ内容です。
プロパティの各項目で[F1]キーを押すと、オンラインヘルプが表示されます。
Access2013以降は、オンラインヘルプしか利用できないようです。
オフラインヘルプに切り替え
オフラインヘルプを利用するには、ウィンドウの左上にある[Microsoft Access ヘルプ](最小化ボタンの左)をクリックします。
プロパティシートを開いていないなら、キーボードから[F1]キーを押しても表示できます。
[Accessヘルプ]の右横にある▼をクリックして[コンピューターのAccessヘルプ]をクリックします。
以下のウィンドウになります。
しかし、この切り替えたヘルプウィンドウは、リボンのポップヒントを参照するものです。
参考この設定は、他のアプリケーションにも適用されますので注意してください。
以下の記事で詳しく解説しています。
-
オフラインヘルプの利用(内容はリボンのポップヒントと同じ)
Office2013でオフラインでヘルプを参照する方法です。 Office2013では、Office2010のときにはBackstageビュ ...
Office2016以降は、オフラインヘルプはありません。