ファイルの情報ウィンドウからひな型を作成することができます。
ひな形にしたファイルは上書き保存ができなくなります。ひな形にしたファイルを編集した後、保存しようとすると別のファイルとして保存されます。
同じ書式のファイルをよく作成する場合は、決まった形式の部分だけ作成して、ひな形として保存しておくと、簡単に同じ形式のファイルを作成できるようになります。
ひな形の作成
ひな型にしたいファイルを選択します。
そして、右クリックしてコンテキストメニューから[情報をみる]を選択します。
画像は、Mac OS X 10.3(Panther)です。
ショートカットキーは、[command] + [I]です。
情報ウィンドウの[ひな形]のチェックボックスをオンにします。
ひな形となったファイルをダブルクリックで開くと、コピーが作成されて開きます。
ひな形としたファイルは上書きされません。
参考[情報]ウィンドウの[ロック]については、以下の記事で解説しています。
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ファイルのロックは情報ウィンドウで設定
重要なファイルなどは簡単に内容を変更したり、削除されないようにロックしておきましょう。 ファイルにロックをかけると、ほかの場所に移動したり、 ...
macOS Big Surで[ひな形]を作成
macOS Big Surでひな形を作成する方法も同じです。
ファイルを右クリックして、コンテキストメニューから[情報を見る]をクリックします。
情報ウィンドウの[一般情報]にある[ひな形]のチェックボックスをオンにします。
[ロック]がオンの場合は、無効になっていますので、ロックはオフにして操作してください。
ひな形に設定しても、見た目は何も変わりません。
ただ、ダブルクリックして開こうとすると、コピーが作成されます。
コピーファイルの情報ウィンドウです。ひな形はオフです。