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オートナンバー型を任意の番号(1001など)から開始する方法

テーブルにオートナンバー型のフィールドがある場合、通常は1から自動的に番号が振られます。

しかし、以前のデータの続きとして使用する場合や、会員番号を1001から始めたい場合など、特定の数値から開始したい場合があります。

まだレコードを入力していないテーブルであれば、開始番号だけを入力した作業用テーブルと追加クエリを使って簡単に実現できます。

会員ID(オートナンバー型)が1001から始まるテーブル

オートナンバー型フィールドがあるテーブル[T_会員名簿]

テーブル[T_会員名簿]のデザインビューを開きます。

[会員ID]フィールドは[オートナンバー型]になっています。

テーブル[T_会員名簿]のデザインビュー

データシートビューに切り替えて、レコードは1件も入力されていないことを確認します。

テーブル[T_会員名簿]のデータシートビュー

テーブル[T_会員名簿]は閉じておきます。

作業用テーブルを作成して開始番号を入力

作業用の新規テーブルを作成します。

[作成]タブの[テーブル]グループにある[テーブルデザイン]をクリックします。

[作成]タブの[テーブル]グループにある[テーブルデザイン]

[会員ID]という名前のフィールドを作成し、データ型は[数値型]にし、フィールドサイズは[長整数型]になっていることを確認します。

追加元の数値フィールドは、追加先のオートナンバー型と同じ[長整数型]に設定します。型が異なると、追加できません。

[会員ID]という名前の[数値型]フィールドを作成

クイックアクセスツールバーの[上書き保存]をクリックして、テーブルに名前を付けて保存します。

クイックアクセスツールバーの[上書き保存]

上書き保存のショートカットキーは、[Ctrl]+[S]です。

キーボード[Ctrl]+[S]

[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されますので、テーブル名を付けて[OK]ボタンをクリックします。

ここでは、[テーブル1]にします。

[名前を付けて保存]ダイアログボックス

[主キーが設定されていません]のメッセージウィンドウが表示され、[主キー]の設定を勧められますが、不要なので[いいえ]をクリックします。

[主キーが設定されていません]のメッセージ

参考[主キー]を設定しても問題ありませんが、今回は使用しないため設定は不要です。

また、[F12]キーを押しても[名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示できますが、初心者は[上書き保存]ボタンまたはショートカットキー[Ctrl]+[S]を使う方法が分かりやすいでしょう。

開始番号の入力

テーブル[テーブル1]をデータシートビューで開きます。

テーブル[T_会員名簿]で開始したい番号を入力します。ここでは、[1001]と入力します。

テーブル[テーブル1]に開始番号[1001]を入力

[テーブル1]は閉じておきます。

追加クエリの作成

追加クエリを作成します。

[作成]タブの[クエリ]グループにある[クエリデザイン]をクリックします。

クエリデザイン

新しい空のクエリをデザインビューで作成します。

[テーブルの表示]ダイアログボックスを使用して、クエリデザインにテーブルまたはクエリを追加できます。

[作成]タブの[クエリ]グループにある[クエリデザイン]

クエリデザインビューが表示されます。

[テーブルの追加]作業ウィンドウから[テーブル1]をダブルクリックします。

[テーブルの追加]作業ウィンドウから[テーブル1]をダブルクリック

クエリデザインに[テーブル1]が追加されます。

[会員ID]を選択して、デザイングリッドへドラッグします。

[会員ID]を選択してデザイングリッドへドラッグ

[クエリデザイン]タブの[クエリの種類]グループにある[追加]をクリックします。

クエリの種類:追加

クエリを使用してレコードを既存のテーブルに追加します。

[クエリデザイン]タブの[クエリの種類]グループにある[追加]

[追加]ダイアログボックスが表示されます。

追加先の[テーブル名]で[T_会員名簿]を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

[追加]ダイアログボックス

デザイングリッドに[レコードの追加]行が挿入されていることを確認します。

[レコードの追加]行が挿入されたデザイングリッド

参考追加クエリは、指定したテーブルにレコードを追加するアクションクエリです。

ここで作成した追加クエリは、テーブル[テーブル1]に入力した値(1001)が、テーブル[T_会員名簿]に1件のレコードとして追加されます。

この操作により、最初のレコードのオートナンバーが[1001]になります。以降に追加するレコードは[1002]、[1003]…と続きます。

追加クエリの実行と[T_会員名簿]の確認

追加クエリを実行します。

[クエリデザイン]タブの[結果]グループにある[実行]をクリックします。

実行

クエリに指定されているアクションを実行します。

[クエリデザイン]タブの[結果]グループにある[実行]

[1件のレコードを追加します]のメッセージウィンドウが表示されますので、[はい]をクリックします。

1件のレコードを追加します。

[はい]をクリックするとレコードが追加され、元に戻すことはできなくなります。

レコードを追加してもよろしいでしょうか?

[1件のレコードを追加します]のメッセージウィンドウ

参考追加クエリの[実行]ボタンは、1回のみクリックします。

テーブル[T_会員名簿]を開いて確認

テーブル[T_会員名簿]をデータシートビューで開いて、[会員ID]が[1001]となっていることを確認します。

[会員ID]が[1001]になったテーブル[T_会員名簿]

確認が終わったら、作業用のテーブル[テーブル1]と追加クエリ[クエリ1]は削除して構いません。

ショートカットメニューの[削除]

通常のオートナンバーの振り直しについて

オートナンバー型のあるテーブルでレコードを削除すると、番号に欠番が生じます。オートナンバーは自動管理されるため、途中の番号を詰めることはできません。

番号を振り直したい場合は、新しいテーブルを作成し、オートナンバー型のフィールドを含めずにデータを追加します。

追加クエリを使ったオートナンバー型フィールドの番号の振り直し

オートナンバー型のあるテーブルでレコードを削除すると、欠番が出てしまいます。 Accessにとっては問題はなくても、見た目としては1から綺麗 ...

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オートナンバー型の番号の振り直し(切り取りと貼り付けでリセット)

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テーブルにレコードが1件もない場合は、最適化を実行するとオートナンバーは初期値に戻ります。

ファイルサイズが大きくなってしまったら[最適化と修復]を実行

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上記は、いずれも1から始まるオートナンバー型の場合です。

参考オートナンバー型を使用せずに連番を振ることもできます。

オートナンバー型を使わずに[数値型]を使って自動的に連番を入力する

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追加クエリについては、以下の記事でも解説しています。

レコードの差分をテーブルに追加(追加クエリの作成)

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