ことえりで文字を入力して、変換と修正をする方法です。
確定後に再変換したい場合の方法なども解説します。文字入力時に使用できるショートカットキーも紹介します。
まず、テキストエディタを起動します。ひらがなモードで入力します。
参考ことえりは、日本語を入力したり、かなを漢字に変換するためのプログラムです。
OS X 10.10(Yosemite)で[ことえり]は終了し、新しい[日本語IM]になりました。
OS X Yosemite:日本語入力エンジン「ことえり」を終了し、新しい「日本語IM」を新採用 | Mac OS X | Mac OTAKARA
[スペース]キーで変換
[スペース]キーで変換します。
変換された漢字が目的の漢字でなかった場合は、再度 [スペース]キーを押します。
変換候補一覧が表示されます。
参考変換候補のフォントサイズは、[ことえり環境設定]で変更することができます。
選択方法
目的の漢字をクリックします。
方向キー[↑]や[↓]で選択して、[Return]キーを押します。
または、候補一覧の左側に表示される数字をキーボードから選択します。
文節の移動と修正
●変換対象の文節を移動する場合は、方向キー[←][→]を使います。
●文節を修正する場合は、[shift]キーを押しながら、方向キー[←][→]を押します。
●変換前の状態に戻すには、[esc]キーを押します。これでまた方向キーでカーソルを移動して、修正することもできます。
続けて[esc]キーを押すと、入力したものがすべて消えます。
●選択された文節が文の途中の時に、[esc]キーを押すと、選択している文節以下が変換前の状態になります。
英数とひらがなの変換
●ひらがなを入力したかったのに、英字モードで入力してしまったときは、[かな]キーを2回押します。
●英字で入力したかったのに、ひらがなだったときは、[英数]キーを2回押します。確定後、確定前でもできます。
確定後の再変換
再変換したい文字列にカーソルをおきます。
[かな]キーを2回押します。
確定後すぐに、[かな]キーを2回押すと全文が確定前の状態になります。
ショートカットキー
再変換 | [control]+[shift]+[R] |
カタカナに変換 | [control]+[K] |
英字に変換 | [control]+[:](コロン) |
全角英字 | [control]+[L] |
ひらがなモードで入力したあと
選択されてる文節をカタカナに変換 | [control]+[K] |
選択されてる文節を英字に変換 | [control]+[:](コロン) |
選択されてる文節を全角英字に変換 | [control]+[L] |
[Windows風のキー操作]について
ことえりの環境設定で[Windows風のキー操作]がのチェックボックスがオンになっていると、上の3つのショートカットキーは使えません。
[Windows風のキー操作]のチェックボックスをオンにすると、小さい文字を入力するときに[L]キーでも入力できるようになります。
たとえば、[ぁ]と入力したいときは、[L]キーと[A]キーを押すといいです。
もちろん、[X]キーと[A]キーでも入力できます。
ことえり環境設定については、以下の記事で解説しています。
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ことえり環境設定の[Windows風のキー操作]
ことえりも環境設定で諸々の設定をしておくと、便利に使えるようになります。 [入力]メニューから[環境設定を表示]をクリックします。 [Win ...
参考[Windows風のキー操作]という設定項目は、新しい[日本語IM]にもあります。
でも、新しい日本語IMでは、この設定をオフにしていても[L]で小さい文字を入力できます。(私の場合だけかもしれませんが)
Windowsの操作に慣れていた方がMacを操作する場合は、[Windows風のキー操作]はオンにしておいたほうが便利だと思います。
変換候補から確定する操作が楽になります。[return]キー1回で確定できるようになります。
以下は、macOS Big Surの画像です。