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Ctrl+Fで[検索と置換]ダイアログボックスを表示する方法

投稿日:2018年3月20日 更新日:

Word2010以降、[Ctrl]+[F]を押すと、[検索と置換]ダイアログボックスではなくて、画面の左側に[ナビゲーションウィンドウ]が表示されるようになりました。

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ですが、未だに[検索と置換]ダイアログボックスを表示させたいとき、ついつい[Ctrl]+[F]を押してしまいます。

[Ctrl]+[H]を押して、[検索]タブに切り替えたりするのが早いのですが、やはり[Ctrl]+[F]を押してしまいます。

なにかいい方法がないかなぁと検索してみると、以下の記事がヒットしました。

[キーボードのユーザー設定]で[Ctrl]+[F]を割り当てればいいんですね。(^人^)感謝♪

【Word】「検索と置換」ダイアログボックスを [Ctrl]+[F] で立ち上げる方法 | みんなのワードマクロ

キーボードのユーザー設定

早速、設定してみました。やはり便利です。

また、Word2016以降、ショートカットキー[Ctrl]+[0]は、[段落前に1行追加]から[100%表示]へ変更されています。

このショートカットキーを従来の[段落前に1行追加]に割り当てるのも同じように設定できます。

[リボンのユーザー設定]の表示

リボンで右クリックして、ショートカットメニューから[リボンのユーザー設定]のボタンをクリックします。

リボンで右クリック-[リボンのユーザー設定]

[Wordのオプション]ダイアログボックスの[リボンのユーザー設定]タブが表示されます。

[Wordのオプション]ダイアログボックス

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスの表示

[リボンのユーザー設定]にある[ショートカットキー]の[ユーザー設定]をクリックします。

[リボンのユーザー設定]にある[ショートカットキー]の[ユーザー設定]をクリック

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスが表示されます。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックス

ショートカットキーの割り当て

[分類]から[[ホーム]タブ]を選択します。

[コマンド]から[EditFind]を選択します。コマンドは、アルファベット順に並んでいます。

一度、コマンド内でクリックしてキーボードから[E]を押すと、頭文字[E]の最初のコマンドが反転するので見つけやすくなります。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスでコマンドの指定

[割り当てるキーを押してください]のテキストボックスにカーソルを移動させます。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスで[割り当てるキーを押してください]のテキストボックスにカーソルを移動

そして、キーボードから、[Ctrl]と[F]キーを押します。

キーボード[Ctrl]+[F]

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスの[割り当てるキーを押してください]のテキストボックスは、下のように[Ctrl+F]と表示されます。

注意必ずキーボートから設定します。テキストボックスに入力はできません。

[割り当て]ボタンをクリックします。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスの[割り当て]ボタン

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスは、以下のようになります。

[現在のキー]に[Ctrl+F]と表示されています。

[閉じる]ボタンをクリックして閉じます。

[Wordのオプション]ダイアログボックスも[OK]ボタンを押して閉じます。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスで設定完了後

これで、キーボードから[Ctrl]+[F]を押すと、[検索と置換]ダイアログボックスが表示されるうようになります。

試してみてください。

[検索と置換]ダイアログボックス

参考Microsoftのページをリンクしておきます。

ショートカット キーをカスタマイズする - Microsoft サポート(Microsoft)

ナビゲーションウィンドウの表示は[検索]から

また、ショートカットキーを割り当てた後でも、[ホーム]タブの[編集]グループにある[検索]をクリックすると、ナビゲーションウィンドウが表示されます。

[ホーム]タブの[編集]グループにある[検索]ボタン

キーボードから[Ctrl]+[F]を押すと、[検索と置換]ダイアログボックスが表示されるというだけで、他の操作には影響しません。

参考[表示]タブの[表示]グループにある[ナビゲーションウィンドウ]をオンにしても表示できます。

[表示]タブの[表示]グループにある[ナビゲーションウィンドウ]

また、ナビゲーションウィンドウは、ステータスバーの[ページ]の箇所をクリックしても表示できます。

ステータスバーの[ページ]

ナビゲーションウィンドウの操作については、以下の記事で解説しています。

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割り当てたショートカットキーを解除

割り当てたショートカットキーを解除するには、設定したときと同じように[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスを表示します。

[分類]から[[ホーム]タブ]を選択して、[コマンド]から[EditFind]を選択します。

[現在のキー]には、設定した[Ctrl+F]が表示されています。

削除するには、この[現在のキー]の[Ctrl+F]をクリックします。

そうすると、[削除]ボタンが有効になりますので、[削除]ボタンをクリックします。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスで割り当てたショートカットキーの削除

これで元の状態になります。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスで設定解除後

参考[検索と置換]ダイアログボックスでは、[ワイルドカードを使用する]のチェックボックスをオンにすると、正規表現を使って検索することができます。

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[Ctrl]+[0]を従来の[段落前に1行追加]に変更するには

ショートカットキー[Ctrl]+[0](ゼロ)は、従来の[選択した段落の前の余分なスペースを削除、または設定します。]でしたが、Word2016以降はバージョンアップにより、[100%表示に戻す]のショートカットキーになっています。

Word2016以降の拡大/縮小のショートカットキー

この[Ctrl]+[0]を従来の[選択した段落の前の余分なスペースを削除、または設定します。]にする場合も、[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスを表示して、上記で解説した同じ方法で割り当てることができます。

以下の画像は、Word2021です。

[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスを表示して、[分類]から[すべてのコマンド]を選択します。

[コマンド]の[OpenOrCloseUpPara]を選択します。

[現在のキー]には、[Ctrl+0]と表示されていますが、実際は無効です。

[キーボードのユーザー設定]の[OpenOrCloseUpPara]

[割り当てるキーを押してください]のテキストボックスにカーソルを置いて、キーボードから、[Ctrl]と[0](ゼロ)キーを押します。

この時、[現在の割り当て:Zoom100]と表示されます。

[割り当て]ボタンをクリックします。これで、従来の[段落前に1行追加]のショートカットキーになります。

[OpenOrCloseUpPara]に[Ctrl + 0]を割り当て

参考[キーボードのユーザー設定]ダイアログボックスから、[Insert]キーを無効にする方法も解説しています。

Insertキー(上書きモード)を無効にする

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マクロのショートカットキーを割り当てる場合も[キーボードのユーザー設定]を表示して設定します。

作成済みマクロへのショートカットキーの割り当て

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