複数のアプリケーションを起動していると、デスクトップに多くのウィンドウが表示されて、操作がやりにくくなることがあります。
必要のないアプリケーションは隠して操作すると効率的です。
[隠す](非表示)操作は、同じアプリケーションの複数のウィンドウが表示されていても、すべてのウィンドウが非表示になります。
アプリケーションを隠す(非表示)
メニューバーのアプリケーション名をクリックします。
[(アプリケーション名)を隠す]というメニューがあります。
以下は、Mac OS X 10.3(panther)の[プレビュー]です。
[プレビューを隠す]をクリックすると、プレビューのすべてのウィンドウが非表示になります。
ショートカットキーは、[command]+[H]です。
参考macOS 11.0(Big Sur)では、[(アプリケーション名)を非表示]というメニューになっています。
WordやExcelなどのOfficeのアプリケーションは、[隠す]という表記になっています。
Dockのコンテキストメニューから操作することもできます。
以下は、macOS 11.0(Big Sur)の[Safari]のコンテキストメニューです。
ほかを隠す(非表示)
メニューの[ほかを隠す](非表示)をクリックすると、前面のアプリケーション以外が隠れます。
以下の画像は、macOS 11.0(Big Sur)の[プレビュー]のメニューです。
ショートカットキーは、[option]+[command]+[H]です。
[option]キーを使って隠す
[option]キーを押しながら、隠したいアプリケーション以外のものをクリックすると、最前面のアプリケーションだけが隠れます。
アプリケーションの再表示
Dockのアプリケーションをクリックすると、再度、表示されます。
メニューから[すべてを表示]をクリックすると、元に戻ります。
画像は、macOS 11.0(Big Sur)です。
[しまう]と[隠す](非表示)の違い
[隠す]操作は、ウィンドウを[しまう]操作と似ていますが、[しまう]の場合は、Dockにアイコンが表示されます。
[隠す](非表示)の場合は、Dockには表示されません。
また、同じアプリケーションのウィンドウを複数表示している場合、その中の特定のウィンドウを[しまう]ことはできますが、[隠す](非表示)の場合は、同じアプリケーションのすべてのウィンドウが非表示になります。
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