関数を使って、人口ピラミッドをグラフのように見せる方法です。
縦棒をREPT関数を使って並べて、フォントを変更するとグラフのように見せることができます。
REPT関数は、文字列を指定された回数だけ繰り返して表示する関数です。
ここで使用する[REPT関数]は、以下の記事でも解説しています。
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文字列を指定した回数繰り返すREPT関数の活用
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[REPT関数]を使って縦棒を繰り返して棒グラフのように見せる
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人口ピラミッドグラフの作成(積み上げ横棒・集合横棒)
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REPT関数の入力
元データは、セル[A2]からセル[C11]の表です。
セル[E2]に[男性](右揃え)、セル[G2]に[女性](左揃え)、セル[F2]に[年齢](中央揃え)と入力します。
セル[A3]からセル[A11]をコピーして、セル[F3]に貼り付けて中央揃えにしています。
女性の数式
セル[G3]に半角で[=REPT("|",C3)&" "&C3]と入力します。
=REPT("|",C3)&" "&C3
数式入力後は下のようになります。
ちなみに、[|]は[Shift]+[\]で入力できます.
[たてぼう]と入力して変換しても入力することができますが、その場合、半角を選択してください。
参考REPT関数は、文字列を指定された回数だけ繰り返して表示する関数です。
REPT 関数 - Microsoft サポート(Microsoft)
[|]と数値の間隔を広げたい場合は、[=REPT("|",C3)&" "&C3]のように" "を調整してください。ここでは、半角スペースにしています。
セル[G3]に入力した数式をセル[G11]までフィルハンドルをドラッグしてコピーします。
または、フィルハンドルをダブルクリックして数式をコピーします。
男性の数式
セル[E3]には、半角で[=B3&" "&REPT("|",B3)]と入力します。
=B3&" "&REPT("|",B3)
セル[E3]に入力した数式をセル[E11]までコピーします。
そのまま、[ホーム]タブの[配置]グループにある[右揃え]ボタンをクリックします。
フォントの変更
セル[E3]からセル[E11]を選択して、[Ctrl]キーを押したままセル[G3]からセル[G11]を選択します。
そして、[フォント]から[Britannic Bold]を選択します。
フォントの色を変更
女性の方を赤くするため、セル[G3]からセル[G11]までを選択して、[フォントの色]から[赤]を選択します。
同じように男性のほうもセル[E3]からセル[E11]までを選択して、文字色を青に変更します。