Access2007からのファイル形式である[.accdb]では、[メモ型]フィールドで変更履歴を保存することができます。
参考Access2013以降は、[長いテキスト]という名称になっています。
メモ型を選択
テーブルの[備考]フィールドでデータ型[メモ型]を選択します。
フィールドプロパティの[追加のみ]で[はい]を選択します。
右側のヒントには、以下のように記されています。
このフィールドの履歴を収集しますか?
コマンドボタンのクリック時イベントに入力
このテーブルを元にフォームを作成します。
フォームにコマンドボタンを設置して、プロパティの[クリック時]イベントに以下のように入力します。
参考IDは数値型です。
ColumnHistory(テーブル名,フィールド名,条件)とします。
MsgBox ColumnHistory("T_商品一覧", "メモ", "[ID]=" & Nz([ID], 0))
[備考欄の履歴]ボタンをクリックすると、下のようにメッセージボックスに履歴が表示されます。
参考Access2013には、[メモ型]はありません。[長いテキスト]という名前に変更されています。
同じように履歴を表示することができます。
Access 2013 で廃止、変更された機能 - Access
変更履歴テーブルを作成することもできます。以下の記事で解説しています。
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変更履歴テーブルの作成
追加クエリを使用して、テーブルに変更履歴を残す方法です。 参考ここでは、ウィンドウの表示は[ウィンドウを重ねて表示する]の設定にしています。 ...