テーブルでは、コンボボックスで選択できるようになっているフィールドでも、クエリではテキストボックスに変更したいということもあります。
クエリの[フィールドプロパティ]の[ルックアップ]タブの[表示コントロール]で変更することができます。
テーブルの確認
担当者テーブル[T担当]が下のようになっています。
[売上]テーブルの[担当者]フィールドで[テキスト型]を選択して [フィールドプロパティ]の[ルックアップ]タブで、[表示コントロール]から[コンボボックス]を選択すると、
[売上]テーブルのデータシートビューでは [担当者]フィールドはコンボボックスとなります。
このテーブルを元に[Q_売上]クエリを作成すると、クエリでも同じコンボボックスになります。
参考テーブルのデータ型にある[ルックアップウィザード]を使用して、コンボボックスで値を選択できるように設定する方法は以下の記事で解説しています。
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ルックアップウィザードを使ってリストを設定(値を別のテーブルから取得)
Accessのテーブルで、フィールドに入力する値をコンボボックスから選択する方法です。 コンボボックスとは、フィールドの値を入力する代わりに ...
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ルックアップウィザードを使用してドロップダウンリストを設定(値を直接入力)
テーブルのデータ型には、[ルックアップウィザード]というのがあります。 ルックアップウィザードを選択して、ウィザードに従って設定していくと、 ...
クエリのフィールドプロパティで変更
これをテキストボックスに変更するためには、クエリをデザインビューで開きます。
クエリのデザインビューの何もないところで右クリックして[プロパティ]をクリックします。
クエリのプロパティシートが表示されます。
そして、フィールド内にカーソルを置きます(ここでは、[担当者]フィールド)。
[プロパティシート]が[フィールドプロパティ]になります。
[ルックアップ]タブの[表示コントロール]から[テキストボックス]を選択します。
参考[フィールドプロパティ]を表示するには、先に目的のフィールド内にカーソルを置いて、右クリックのショートカットメニューから[プロパティ]をクリックして表示することもできます。
これで、[担当者]フィールドは、コンボボックスではなく、テキストボックス表示になります。
関連フォームでコンボボックスの指定列を表示する方法は、コンボボックスの2列目を表示で解説しています。
以下の記事では、コンボボックスの更新後処理に書き込む方法で解説しています。
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コンボボックスの2列目の値を取得
Accessのフォームでコンボボックスの2列目の値を取得する方法です。 参考ここでは、ウィンドウの表示は[ウィンドウを重ねて表示する]の設定 ...