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テーブルのデータ型に[集計]が追加された!集計フィールドが簡単作成

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Access2010では、テーブルのデータ型に[集計]が追加され、テーブルに集計フィールドを作成できるようになりました。

計算の結果は集計列に格納されます。

注意拡張子が[.accdb]の場合に限ります。

デザインビュー[データ型]の[集計]

データ型の集計

テーブルをデザインビューで開きます。

[売上合計]フィールドを追加して、データ型のプルダウンメニューにある[集計]をクリックします。

テーブルのデザインビュー

参考フィールドのデータ型の種類については、以下の記事で解説しています。

テーブル(フィールド)のデータ型の種類とフィールドプロパティ

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式ビルダーで数式を作成

すぐに[式ビルダー]ダイアログボックスが表示されます。

[式ビルダー]ダイアログボックス

式を作成します。

ここでは、[単価]*[数量]とします。

フィールド名は、[式カテゴリ]のフィールド名をダブルクリックすると入力できます。

ここでは、[単価]をダブルクリックして、[*](アスタリスク)を入力、[数量]をダブルクリックします。

[*](アスタリスク)は、[式の要素]の[演算子]をクリックしても入力することができます。

注意=を入力する必要はありません。

式が完成したら[OK]ボタンをクリックして閉じます。

[式ビルダー]ダイアログボックスに式を入力

下のように[データ型]が[集計]となり、フィールドプロパティの[式]に作成した数式が表示されます。

計算の結果は集計列に格納されます。

[データ型」に[集計]

式ビルダーで数式を編集するには

作成した数式を修正する場合は、フィールドプロパティの[式]の右端にある[...]ボタンをクリックして[式ビルダー]を表示して行うことができます。

フィールドプロパティ

データシートビューで確認

作成したテーブルをデータシートビューに切り替えると、下のようになります。

便利になりました。

ちょっとした計算なら、クエリを作成しなくても済みますね。

データシートビューに切り替えて確認

[結果の型]や[書式]の変更

テーブルを保存すると、[集計]のフィールドプロパティは、以下のように自動で設定されています。

データシートビューで確認して、変更が必要であれば変更してください。

データ型[集計]のフィールドプロパティ

参考テーブルのデザインビューの[データ型]で[集計]を設定する方法と、データシートビューの[クリックして追加]で演算フィールドを追加するのは同じ設定です。

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