行区切りをまとめて削除（任意指定の行区切りを指定して置換）

ウェブページの文章をコピーしてWordに貼り付けすると、改行マークがたくさんあって邪魔に感じることがあります。

この行区切りを一括で削除する方法です。

ウェブページの文章をコピーして貼り付ける方法は、以下の記事を参考にしてください。

参考Internet Explorerのツールバーにある［Microsoft Office Wordで編集］をクリックした場合も同じように行区切りが付きます。

行区切りについて

ウェブページから貼り付けした場合だけでなく、行区切りは、キーボードから［Shift］+［Enter］で入力することができます。

また、［標準］ツールバーの［編集記号の表示/非表示］ボタンをオンにしていないと表示されません。

参考編集記号の表示/非表示については、以下の記事で解説しています。

［検索と置換］ダイアログボックスの表示

文章内の行区切りをまとめて消すには、まず、［編集］メニューの［置換］をクリックをクリックします。

ショートカットキーは、［Ctrl］+［H］です。ショートカットキーは、Wordのバージョンに関係なく使用できます。

オプションの［あいまい検索］をオフにして［特殊文字］を表示

［検索と置換］ダイアログボックスの［置換］タブをクリックして、［オプション］ボタンをクリックします。

検索オプションの［あいまい検索］のチェックボックスをクリックして、オフにします。

そうすると、［特殊文字］のボタンが有効になるので、そのボタンをクリックします。

長い一覧が表示されますので、その中の［任意指定の行区切り］を選択します。

［すべて置換］を実行

［検索する文字列］になんか変な記号が表示されます。

以下を直接入力しても同じです。

［置換後の文字列］は空白のままにします。

そして、［すべて置換］のボタンをクリックします。

終了のメッセージウィンドウが表示されたら、［OK］ボタンをクリックします。

改行マークがすべて消えます。

特殊文字のボタンを押したときの一覧を見ると、いろいろと応用ができそうですね。

作成済みの文書を再編集する場合などは、タブや空白スペースを削除するために［タブ文字］や［全角または半角の空白］を選択してまとめて削除しています。

参考［段落記号］と［任意指定の行区切り］が混在する場合は、行区切りを段落記号に置換するのもいいと思います。

特殊文字の中に［段落記号］がありますので、置換後の文字列に［段落記号］を指定すると置換できます。

書式をまとめてクリアしたい場合は、以下の記事を参照してください。

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