ショートカットメニューの［送る］をカスタマイズ

右クリックはよく使っていますか？

いろんなところで右クリックをしてみましょう。思わぬメニューを発見をすることがあります。

ファイルやフォルダーを選択して、右クリックしてみると、ショートカットメニューの中に［送る］というのがあります。

この［送る］メニューを便利に活用する方法を紹介します。

参考Windows 10と11での［送る］メニューの活用は以下の記事で解説しています。

ショートカットメニューの表示と非表示

マウスで右クリックするとショートカットメニューが表示されますが、マウスで右クリックしなくても、キーボードからショートカットメニューを表示することもできます。

Windowsのバージョンに関係なく使用できます。

キーボードでショートカットメニューを表示

キーボードの［アプリケーション］キーを押します。

キーボードに［アプリケーション］キーがない場合は、［Shift］+［F10］キーでも表示できます。

ショートカットメニューを非表示にするには

このショートカットメニューを非表示にする方法は、次の方法があります。

• メニュー以外の場所でクリック（左ボタン）します。
• キーボードの［Esc］キー（キーボードの左上にあります）を押します。

［送る］メニュー

ファイルやフォルダなどでショートカットメニューを表示してみましょう。

その中に［送る］というメニューが表示されますね。

この［送る］メニューはとても便利です。

［送る］をポイントして、サブメニューを表示させてみましょう。

FDやCDに保存する方法は、このサイト内でも紹介しています。参考にしてくださいね。

圧縮フォルダについても解説しています。

Windows XPの圧縮フォルダには、パスワードを設定できます。

［SendTo］フォルダを表示して中身を確認

この送るメニューの中の項目は、削除したり追加したりすることができます。

［スタート］ボタンを右クリックして、ショートカットメニューの中から［エクスプローラ］をクリックします。

そうすると、［スタートメニュー］ダイアログボックスが表示されます。

左側の一覧から、［SendTo］フォルダをクリックします。［SendTo］フォルダの中を見る事ができますね。

Windows Vista以降は、以下の場所になっています。

参考下の画像と表示が異なる場合は、ツールバーの［表示］ボタンで変更することができます。

フォルダオプションの設定

もし、［SendTo］フォルダが見つからない場合は、次の方法で表示させる事ができます。

［ツール］メニューの［フォルダオプション］をクリックします。

［フォルダオプション］ダイアログボックスの［表示］タブをクリックします。

［ファイルとフォルダの表示］から、［すべてのファイルとフォルダを表示する］をクリックします。

［OK］ボタンをクリックします。

これで、［SendTo］フォルダが表示されるようになると思います。

参考隠しファイルやフォルダの設定をする場合は、［隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない］を選択していないと非表示にはなりません。

Windows 10の［隠しファイル］の表示方法については、以下の記事で解説しています。

［SendTo］フォルダへ追加

［SendTo］フォルダへアプリケーションや、フォルダを追加することができます。

ここでは、［ひみつ］というショートカットフォルダを追加したいと思います。

ショートカットアイコンの作り方は、以下の記事を参考にしてください。

デスクトップにある［ひみつ］というショートカットアイコンを［SendTo］フォルダの中へドラッグ&ドロップします。

［ひみつ］フォルダを入れることができました。

［SendTo］フォルダを閉じましょう。

右クリックして［送る］メニューを確認

何でもいいですから、ファイルやフォルダを選択してショートカットメニューを表示します。

ショートカットメニューの中の［送る］をポイントします。

サブメニューの中に［ひみつ］フォルダがありますね。

この［ひみつ］をクリックすると、文書を［ひみつ］フォルダへコピーして送ることができます。

便利ですね。

［SendTo］フォルダから削除

また、［送る］メニューの中の項目を削除したい場合は、［SendTo］フォルダを開いて、削除したい項目で右クリックして、ショートカットメニューの中から［削除］をクリックします。

選択して、キーボードから［Delete］キーで削除してもかまいません。

以前は、ごみ箱も［送る］メニューの中に入れることができたようですが、Windows XPではできませんね。