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画面切り替えでカウントダウンタイマーを作成

投稿日:2017年1月7日 更新日:

PowerPointでカウントダウンタイマーを作成する方法を以下の記事で解説しています。

以下は、どちらも1つのスライドに複数の図形を挿入して、アニメーションを設定して作成しています。

[クリア]アニメーションでカウントダウンタイマーを作成

PowerPointで下のようなカウントダウンタイマーを作成する方法です。 1枚のスライドに正円(真円)を複数挿入して、アニメーション-クリ ...

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[ホイール]と[クリア]アニメーションでカウントダウンタイマーを作成

PowerPointで1枚のスライドに複数の正円(真円)を挿入して、クリアアニメーションとホイールアニメーションを使って、カウントダウンタイ ...

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ここでは、[ホイール]アニメーションと[画面切り替え]を使ってカウントダウンタイマーを作成する方法を紹介します。

スライドの枚数は増えますが、一番簡単な方法ではないかと思います。

画面切り替えのタイミング

カウントダウンタイマー

参考Windowsには、タイマー機能が標準で搭載されています。

クロックの5つの機能で仕事も勉強も快適(フォーカスセッションなど)

Windows 10には、[クロック]というアプリが標準で搭載されています。 以前のバージョンでは、[アラーム&クロック]という名称 ...

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1つのスライドに1つの正円(真円)を挿入

[白紙]レイアウトのスライドに円を描いて、テキストを入力します。

楕円は[Shift]キーを押したままドラッグすると、正円(真円)を描くことができます。

図形を選択して[F2]キーを押すとテキストの編集ができるようになります。

1枚目は「START」にします。

円の大きさや色、フォントなども調整します。

1枚目のスライド

スライドのコピーとテキストの編集

1枚目のスライドができたら、スライドをコピーして図形の中のテキストだけを編集します。

複製のショートカットキー[Ctrl]+[D]を使用すると効率的です。

キーボード[Ctrl]+[D]

順番は、[START]、[3]、[2]、[1]、[END]の順にします。

スライドのコピー

数字のフォントは300~400ぐらいあってもいいと思います。

フォントサイズのプルダウンでは[92]までしか表示されませんが、直接入力することができますので任意の大きさに調整します。

フォントサイズの変更

アニメーションの設定

アニメーションの設定をします。

2枚目のスライドのオブジェクトを選択して、[アニメーション]タブの[その他]ボタンをクリックします。

アニメーションの[その他」ボタン

[終了]カテゴリーにある[ホイール]をクリックします。

終了カテゴリーの[ホイール]を選択

このホイールの効果のオプションは、1スポークから8スポークまで用意されていますので、任意の効果を選択します。

クリックしてすぐに効果を確認することができます。

効果のオプション

そして、アニメーションのタイミングは、[継続時間]を01:00に設定します。

アニメーションのタイミングの設定

アニメーションウィンドウが表示されていなければ、[アニメーション]タブの[アニメーションの詳細設定]グループにある[アニメーションウィンドウ]をクリックして表示させます。

[アニメーションウィンドウ]にある[ここから再生]ボタンをクリックしてアニメーションを確認します。

[アニメーションウィンドウ]の[ここから再生]

アニメーションのコピーと貼り付け

アニメーションの確認をして問題がなければ、[アニメーション]タブの[アニメーションの詳細設定]グループにある[アニメーションのコピー/貼り付け]をダブルクリックします。

PowerPoint2010からの機能です。

[アニメーションのコピー/貼り付け]はプレゼンテーション間で適用できる

PowerPoint2010から、アニメーションのコピーと貼り付けができるようになっています。 [アニメーションのコピーと貼り付け」は、同じ ...

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アニメーションのコピー/貼り付け

そして、3枚目と4枚目のオブジェクトに貼り付けます。

ダブルクリックしているので継続して貼り付けることができます。

マウスポインタが下のように刷毛のマークになった時にクリックします。

終わったら、[Esc]キーを押して解除します。

アニメーションの貼り付け

画面の切り替え設定

今度は、画面の切替設定を行うので、[画面切り替え]タブをクリックします。

1枚目のスライドは、画面切り替えの効果は[なし]を、[画面の切り替えのタイミング]は[クリック時]にします。

[画面切り替えの効果]で[なし]を選択

2枚目から5枚目までのスライドを選択して、画面切り替えの効果は[なし]を選択して、[画面切り替えのタイミング]で[自動的に切り替え]を選択して[00:01.00]にします。

画面切り替えのタイミング

[スライドショー]または[閲覧]で確認

完成したプレゼンテーションを確認するには、スライドショーを実行するか、閲覧表示に切り替えます。

スライドショーの実行

[スライドショー]タブの[最初から]をクリックして、スライドショーを実行して確認してみてください。

先頭から開始

最初のスライドからスライドショーを開始します。

[スライドショー]タブの[最初から]

ショートカットキーは、[F5]です。

キーボード[F5]

[閲覧]表示に切り替え

[閲覧]表示で確認してもいいですね。全画面表示にせずに、同じウィンドウの大きさのままスライドショーを確認できます。

[表示]タブの[プレゼンテーションの表示]グループにある[閲覧表示]をクリックします。

閲覧表示

PowerPointウィンドウでスライドショーを再生します。全画面のスライドショーに切り替えずに、アニメーションや画面切り替えを表示できます。

閲覧表示

参考Microsoftのページにも解説があります。

進行状況バー タイマーを作成する方法も記載されています。

オンスクリーン タイマーを作成する - Microsoft サポート(Microsoft)

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