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スクリーンショット機能を使ってメール本文に地図を簡単挿入

投稿日:2017年1月7日 更新日:

Outlookでメール本文に地図を簡単に挿入する方法です。

メール本文に地図を挿入

Office2010から追加されたスクリーンショットという機能を使用します。

スクリーンショットはExcel、Word、PowerPointにもあります。

[挿入]タブの[スクリーンショット]でアプリケーションの画面を簡単挿入

[挿入]タブに[スクリーンショット]という機能があります。Office2010からの新機能です。 スクリーンショットのボタンは、WordとExcelは ...

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まず、メール本文に挿入したい地図を起動させておきます。

ここでは、Googleマップを使用します。

最大化ではなく、挿入したい位置を中心にウィンドウサイズをある程度調整しておいたほうが便利です。

ただ、ウィンドウを最小化にはしないでください。

[スクリーンショット]でウィンドウを貼り付け

Outlookの新規メッセージを起動して、メール本文内にカーソルを置いて、[挿入]タブの[図]グループにある[スクリーンショット]をクリックします。

スクリーンショットをとる

デスクトップに開いているウィンドウのスナップショットを文書に追加します。

参考どのバージョンからか分かりませんが、現在(バージョン 2202 ビルド 14931.20120)は以下のように修正されています。

デスクトップに開いているウィンドウのスナップショットをドキュメントに追加します。

[挿入]タブの[スクリーンショット]

起動中のアプリがスクリーンショットできる素材としてサムネイルが表示されます。

Googleマップをクリックします。

[スクリーンショット]の[使用できるウィンドウ]に表示されているサムネイル

参考もし、この[スクリーンショット]ボタンが無効になっている場合は、メールのテキスト形式になっていないか確認してください。

スクリーンショットが使用できるのは、[HTML]形式か[リッチテキスト]形式です。以下の記事で解説しています。

リボンのコマンドボタンが無効になっている時はメール形式を確認

Outlookで下のようにコマンドが無効になっていて、使用できないという質問を受けることがあります。 以下の画像はOutlook2016です。 メール ...

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画像のトリミング

メール本文中に大きな地図が挿入された場合は、トリミングして画像を切り取ります。

挿入された画像(地図)を選択したまま、[書式]タブの[サイズ]グループにある[トリミング]をクリックします。

[書式]タブの[サイズ]グループにある[トリミング]

四隅にある黒いマーク、あるいは、上下左右の中央にある黒いマークをドラッグして画像(地図)を任意の大きさに変更します。

スクリーンショットで貼り付けした画像のトリミング操作

そして、再度[書式]タブの[トリミング]ボタンをクリックして確定します。または、[Enter]キーで確定します。

これでメール本文に地図を挿入できます。

トリミングの確定

参考トリミングに関しては、少し注意して欲しいことがあります。以下の記事で解説しています。

画像のトリミング部分は削除して保存しなければリセットできる

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画像を自由に移動させるには

挿入した地図をドラッグで自由に移動させたい場合は、地図の右上に表示されている[レイアウトオプション]をクリックして、[文字列の折り返し]から[四角形]や[前面]に変更します。

レイアウトオプション

参考文字列の折り返しについては、以下の記事を参考にしてください。

図を挿入したときの[文字列の折り返し]の種類と配置(既定の変更)

Wordの文書に画像を挿入する形式は、既定では[行内]になっていて段落内に配置されるようになっています。 挿入した画像をドラッグで自由に移動させるには ...

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[スクリーンショット]で領域を指定して挿入

地図をスクリーンショットで挿入する時に、領域を指定して挿入することもできます。

注意複数のウィンドウが起動している場合は、取り込みたいウィンドウ(ここではGoogleマップ)をクリックして操作をしてください。

この場合もウィンドウを最小化にはしないでください。

スクリーンショットをクリックすると、[画面の領域]というメニューがありますので、これをクリックします。

スクリーンショットの[画像の領域]

しばらくすると霞がかかったようになり、マウスポインターも十字の形になります。

ドラッグで地図上の領域を指定します。

ドラッグで範囲指定

これで本文に地図を挿入することができます。

メール本文に地図を挿入

参考スクリーンショットで挿入した地図に手書き文字などを追記したい場合は、[描画]タブの[ペン]を使用して挿入できます。

Office2019以降の機能です。手書きの地図を描画することもできます。

[描画]タブの手書き機能を使ってサインやコメント、地図などを挿入

Office2019で登場した[描画]タブの機能が、Office2021では大きく進化しています。 描画ツールを使用すると、手書きのサインを挿入したり ...

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Outlookで挿入した地図に手書き文字を追加

Mac版のPowerPoint2016でも地図を挿入する方法を解説しています。

スクリーンショットで地図を簡単挿入

Office 2016 for Macには、スクリーンショットという機能があります。 その機能を使って、PowerPointのスライドに簡単に地図を挿 ...

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クイックアクセスツールバーに追加して使用

もし、[スクリーンショット]を頻繁に利用するのであれば、クイックアクセスツールバーに登録しておくと便利です。

[挿入]タブの[図]グループにある[スクリーンショット]で右クリックして、ショートカットメニューから[クイックアクセスツールバーに追加]をクリックします。

スクリーンショットで右クリック[クイックアクセスツールバーに追加]

[スクリーンショット]の[画面の領域]コマンドもクイックアクセスツールバーに追加できます。

[画面の領域]で右クリック[クイックアクセスツールバーに追加]

以下は、[画面の領域]を登録しています。

クイックアクセスツールバーの[画面の領域]

キーボードからスクリーンショット

クイックアクセスツールバーに登録しておくと、キーボードから実行できるようになります。

キーボードから[Alt]キーを押すと、以下のようにクイックアクセスツールバーのボタンに番号が表示されます。

左から順に番号が付与されます。ここでは、[画面の領域]は[6]となっています。

キーボードから[Alt]と[6]を押すと、[画面の領域]を実行できます。

[Alt]キーを押した時のクイックアクセスツールバー

以下の記事で解説しています。

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[Alt]キーや[F10]キーを使って、キー操作でタブを切り替えたり、目的のコマンドへ移動したりすることができます。 まず、[Alt]キーを押して指を ...

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Windowsで画面をキャプチャーする方法は、[挿入]タブの[スクリーンショット]以外の方法もあります。

Windows10では[Windows]+[Shift]+[S]で画面領域をスクリーンショットできます。Windowsの設定で[PrintScreen]キーに割り当てることもできます。

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[PrintScreen]キーについては、以下の記事で解説しています。

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