Windows10で言語バーをデスクトップに表示するには、[設定]の[キーボードの詳細設定]を表示します。
[入力方式の切り替え]に[使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]というコマンドがあるので、このチェックボックスをオンにすることで表示できるようになります。
言語バーをデスクトップに表示
Windows10では、IMEはタスクバーに「あ」や「A」で表示されるだけで、右クリックしてもショートカットメニューの中に、言語バーをデスクトップに表示できるようなメニューはありません。
Windows10でIME言語バーをデスクトップに表示する方法です。バージョン1803での設定です。
スタートボタンをクリックして、[設定]ボタンをクリックします。
参考[Windowsの設定]を表示するショートカットキーは、[Windows]+[i]です。
[Windowsの設定]が表示されます。
[時刻と言語]をクリックします。
注意バージョン1809以降は、[Windowsの設定]-[デバイス]をクリックします。
左側のメニューにある[地域と言語]をクリックします。
下へスクロールしてウィンドウの下方を表示します。
[キーボードの詳細設定]をクリックします。
キーボードの詳細設定
[キーボードの詳細設定]が表示されます。
[使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]のチェックボックスをオンにします。
これでデスクトップに言語バーを表示することができます。
参考言語バーの[オプション]ボタンをクリックすると、以下のようなメニューがあります。[修正]ボタンを言語バーに表示することもできます。
バージョン1809の場合
Windows10の設定は、バージョンによって変わります。バージョン1809では、以下のようになっています。
[デバイス]→[入力]と辿ると、[キーボードの詳細設定]があります。
Windowsの設定画面を表示([Windows]+[i])したら、検索ボックスに[キーボードの詳細設定]と入力してで検索するほうが早いかもしれません。
Windows10バージョン2004以降のIMEツールバーの表示
Windows10 バージョン2004では、新しい日本語IMEが登場しています。
Windows10のバージョン2004では、言語バーをデスクトップ上に表示するのは、とても簡単になりました。
タスクバーのIMEで右クリックします。
ショートカットメニューから、[IMEツールバーの表示/非表示]をクリックします。
以下のように言語(IMEツール)バーが表示されます。
ただし、従来の言語バーでは最小化することで、タスクバーに収納できましたが、その機能はありません。
左から順に[入力モード][IMEパッド][辞書ツール][かな入力オフ][設定]が並んでいます。
デスクトップの言語バーを非表示にするには、タスクバーのIMEで右クリックして、ショートカットメニューから、[IMEツールバーの表示/非表示]をクリックします。
または、デスクトップのIMEツールバーの[設定]ボタンをクリックして、[IMEツールバーの非表示]をクリックします。
参考Windows10のバージョン2004の新しい日本語IMEは、従来のIMEに戻すこともできます。
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日本語IMEで不具合があれば以前のバージョンのIMEに切り替えて使用
Windows 10 バージョン2004で、新しい日本語IMEが登場しました。 Windows 11も、既定は新しい日本語IMEです。 新しい日本語I ...
Windows11でのIMEツールバーの表示
Windows11の言語バーの操作もWindows10バージョン2004以降のIMEツールバーの操作と同じです。
タスクバーのIMEで右クリックします。
ショートカットメニューから、[IMEツールバー(オフ)]をクリックします。
デスクトップに表示した言語バーは、左端をドラッグして移動できます。
デスクトップの言語バーを非表示にするには、タスクバーのIMEで右クリックして、ショートカットメニューから、[IMEツールバー(オン)]をクリックします。
または、デスクトップのIMEツールバーの[設定]ボタンをクリックして、[IMEツールバーの非表示]をクリックします。
デスクトップの言語バーの最小化と復元
Windows10 バージョン1909までの言語(IMEツール)バーでの操作です。
従来通り、[最小化]ボタンをクリックすると、タスクバーに収納することができます。
言語バーを最小化して、タスクバーに収めた状態です。
再度、表示させたい場合は、言語バーで右クリックして[言語バーの復元]をクリックします。
参考Windows 10 バージョン22H2では、最小化にしてタスクバーに収めると、入力モードなどが白くなって見づらくなることがあります。
旧IMEについての操作は、以下の記事でも解説しています。
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言語バーについて(移動・最小化・復元などの操作と設定)
言語バーは、IMEツールバーとも呼ばれています。時々、移動させたいなと思ったことはないですか? 言語バーは、ドラッグで移動できます。 また、言語バーは ...
言語バーのオプション
[キーボードの詳細設定]にある[言語バーのオプション]をクリックすると、
[テキストサービスと入力言語]ダイアログボックスが表示されます。
[言語バー]タブに言語バーについての設定があります。以下は既定の状態です。
言語バーの設定
以下の3つの中から1つ選択します。既定は、[デスクトップ上でフロート表示する]です。
- デスクトップ上でフロート表示する
- タスクバーに固定する
- 表示しない
タスクバーに固定する
[言語バー]タブの[タスクバーに固定する]をオンにすると、言語バーを最小化した状態と同じになります。
タスクバーに収納されます。
復元(デスクトップに表示)する方法も同じです。
言語バーで右クリックしてショートカットメニューから[言語バーの復元]をクリックします。
参考デスクトップの言語バーは、左端にマウスを合わせて十字の形になった時に、タスクバーへドラッグしてもタスクバーに収納することができます。
Windows 11では、旧IMEにしてもタスクバーに固定はできないようです。ドラッグしてもタスクバーに収めることはできませんし、
[テキストサービスと入力言語]ダイアログボックスの[言語バー]タブの[タスクバーに固定する]も無効になっています。
言語バーがアクティブでないときは透明で表示する
また、[テキストサービスと入力言語]にある[言語バーがアクティブでないときは透明で表示する]のチェックボックスをオンにすると、
言語バーを使用していないときは、以下のようになります。
ショートカットメニューの[設定]から
設定画面を閉じたあと、再度、設定する場合は、言語バーを右クリックして、ショートカットメニューの[設定]をクリックします。
[地域と言語]の画面が表示されますので、[キーボードの詳細設定]をクリックして、上記と同じ操作で設定画面を再表示することができます。
ただし、デスクトップに表示した言語バーで右クリックして、ショートカットメニューの[設定]をクリックすると、下のようにタスクバーにもIMEが表示されるようになります。
[設定]メニューをクリックして、[地域と言語]の画面を表示した時点で現れます。もちろん、入力モードは連動します。
参考バージョン1909では、言語バーの[設定]をクリックすると、[Windowsの設定]-[時刻と言語]の[言語]が表示されます。その前のバージョンからかもしれませんが。
[キーボードの詳細設定]は、この画面にはありません。
関連入力モードについても解説しています。
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